子育てで失ったものが戻ってくるタイミング

はじめに

この記事は、子育てエンジニア Advent Calendar 2019 21日目の記事になります。

自己紹介

現在、ユーザ系企業のプロダクト開発部門でマネージャをしています。前職は中堅のSIerで主にスクラッチ開発を生業として数年勤めていました。

子育ての状況

・共働き(妻は非エンジニア)
・7歳と4歳の子持ち
・お互いの実家は遠いので周りの協力者はなし

タイトルに「失ったもの」とあるので悲観的に感じるかもしれませんが、子ども大好き人間です。
ほぼ毎日、かわいい、大好き、愛してるってハグしてます。

子育てに対する信条

・子どもは同じ育て方はできない。
・子育てに銀の弾丸はない。
・1人の人間として向き合う。

兄として生まれるか、兄がいる状態で生まれるか、生まれ持った個性、産んだ時の年齢、仕事の状況など、完全に一致する家庭環境はありえない。

ですので、巷には色んなノウハウや教育論がありますが、ソフトウェア開発と同じでやっぱり銀の弾丸ってないんですよね。

親と子が上下関係ではなく、家族(チーム)としてそれぞれが幸せな人生を送れるように、幸せな状態で日々を過ごせるように切磋琢磨していく必要があると思ってます。

子育てで失うもの

確実性のある「自分の時間」です。
創意工夫をすれば「自分の時間」は捻出することはできますが、子どもの「割り込み」が多発します。
朝5時に起床したとしても、布団からお父さんがいなくなったことに気づいたらすぐに泣き叫ぶので布団に逆戻りしたり、冬は家族でインフルや風邪をリレーで回し続けたりすることもあり、1か月単位でうまくいかなくなるときもあります。

対策はずばり「あきらめる」ことです。コントロールできないものをコントロールしようとすると「イライラ」するだけです。

失ったものが戻ってくるタイミング

夜泣き
多くのお父さん、お母さんが苦しむ最初の難関だと思います。
夜泣きの時期が終了して、朝まで子どもが寝てくれるようになった時の喜びは最高ですね。
個人の感想ですが、子どもと触れ合ってる時間が少ない日ほど夜泣きがひどかった印象があります。

イヤイヤ期
娘のイヤイヤ期はあまり記憶に残ってないのですが、息子のイヤイヤ期はすさまじかったです。
特にお風呂上りにイヤイヤすることが多く、寒い時期に裸で30分くらい泣き叫ぶこともありました。お風呂からの上がり方、出る順番、バスタオルの拭き方、体への巻き付け方、一緒に部屋に行く方法(手をつなぐ、だっこ、おんぶ、飛行機)等々、1つでも本人がしたい手順を間違うと最初からやり直しになります。
とにかく怒らずに子どもに共感し続けてたら、いつも間にか終わってました。

子どもの病気への抵抗力
母乳の免疫力がきれた最初の冬に見事にインフルのリレー(娘→嫁→夫)を家族でしました。子どもが生まれたばかりのメンバーがチームにいる場合は、冬の時期は3週間くらいはバッファをもっておいた方がよいと思います。
子供が風邪やインフルになると確実に親のどちらかは罹患すると思います。
抱っこしている最中にゼロ距離で飛沫感染してきますし。
とはいえ家族全体で抵抗力がついてきますので、小学生に上がるころには随分ましになってくると思います。

幼児特有の癇癪が収まる
イライラ期とは別に、子どもの心の成長の問題ですね。
年少から年中にかけて状況を理解することができて、「待つこと」ができたり、悪いことをしたときや失敗したときなどに「ごめんなさい」と言えるようになってきます。状況を説明して納得してくれるようになるとかなりコミュニケーションがしやすくなります。
前述の5時起床の際に子どもが起きてきたとしても、「お父さん勉強中だからもう一回お布団はいってね」といえば「うん、手をつないでお布団までは連れてって」とかわいく対応してくれます。

オムツが外れる
我が家は無精だったので、トイレトレーニングは継続できずしてませんでしたが、娘も息子も年少さんになると半年くらいで自然に外れました。
同じクラスでは最初からオムツが外れている子が半数くらいはいるので、恥かしさ半分と先生方の指導でオムツは外れます。
トイレトレーニングが上手くいかずにイライラするくらいなら、あきらめて幼稚園・保育園に入園させて任せちゃうのもありだと思います。

オネショをしなくなる
雨の日に限ってよくするんです。オネショの対応は99%は私の担当です。
これも小学生になるまでの辛抱ですね。
ちなみにオネショをされても何も怒りません。オネショって膀胱が小さいとどうしようもないことです。成長を待ちましょう。
オネショをして「悪い」と感じている子どもに対して、さらに起こる必要なんてまったくない。

最後に

まぁこんな感じで最近は少しずつ「自分の時間」が取り戻せてきました。
息子も小学生になったら、かなり楽になるだろうなとワクワクしてます。
子どもと一緒に読書タイム、勉強タイム、プログラミングタイムを過ごせる日々を心待ちにしてます。

長々とここまでお読みいただきありがとうございました!

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