見出し画像

空師さん

練馬城址公園の樹木伐採、抜根を見学させていただきました。その際に空師さんにお昼休みに少しだけお話させていただくチャンスがあり質問攻めしてしまいました。

今まで、空師さんという職業を知らなかったのですが樹木の特殊伐採作業を請負われるお仕事で伐採しても倒すことのできない狭小地や20mを超えるような高木の枝の剪定、伐採などをしているそうです。林業家さんとも造園業さんとも違う樹木に関わるプロフェッショナルなお仕事をされている人でした。
普段は山に入ったりすることが多いそうですが住宅地の中の高木なども手掛けるそうです。高木に登るには安全な作業環境を自らハーネスやロープによって確保しながらチェーンソーなどを自在に操り下にある家屋や人に被害の出ないように安全に降ろす。危険と隣り合わせの責任重大なお仕事です。

枝葉の伸びた木に登り倒れないようにバランスを考えながら降ろす枝の順番を考えて幹を倒さず上から切断してくることは3年や5年では身につかないのではないかと思います。

見学させてもらったなかで重心を取る勘どころ、荷重のかかるバランスを取る玉掛というかロープワークがさすがと言えるプロのお仕事だと感じました。


やたらとチェーンソーを振り回したりせずに安全な状況を作ってから切断したり、危険な作業を極力回避しながら安全に作業を進める様子を見学させてもらい非常に学ぶべきことが盛り沢山の抜根作業見学でした。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?