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練馬城址公園 伐採樹木の活用

先日、練馬城址公園枯損木の木が伐採されました。
移植してもらったもののうまく根付かなかったようです。


伐採予定のヤマザクラ
としまえん時代石神井川沿いで花を咲かせていたもの

伐採後の幹を観察してみたいと思って公園管理センターにお願いさせていただきました。
移植された場所の土が水はけが悪く土中の水分が滞留していた様子です。また移植の際に切り詰めた根から養分を吸い上げることも難しく根腐れ状態により枯れたのではと伐採を担当された造園業者さんは見立てていました。

幹の断面は伐採直後の幹が根から吸い上げた水分でじっとりと湿度を感じるものとは違い、その水分がだいぶ少ないように感じられました。
虫食いの様子は若干見られたものの枯れるような大きな被害はなかったように思います。
枝には葉は残っていなくてすでに枯れていると判断するに足りる状況でした。

根っこには新しく根を伸ばし新たな土の中から水分を吸い上げようとする細い根がなかったように思えます。

伐採は非常に残念なことですが枯れてしまったサクラにセカンドライフとして地域の皆さんで活用をしたいので公園内で保管してほしい旨もお伝えさせていただきました。


地域の公園の木として、としまえんの木としても2次活用をすることでこれからの地域の方とともに過ごす木の製品であってほしいと思います。

どんなことができるか、近隣の皆さんの参加する協議会などで話題にしてみたいです。



先日、練馬城址公園1周年イベントの時に」「ねりまキッズボランティア」さんとお話させてもらったのは


枝を薄く輪切りにしてコインに見立てて彼らの【商店街イベントの通貨】にしたい


「ガールスカウト」さんたちの防災かまどを使ったイベントの【薪】としても使えるのでは?


「管理センター」さんからは公園内の【土壌改質】に
他にも【公園の看板】【鳥や虫の巣箱】


体験型ワークショップとして【としまえんの木として思い出の品物づくり】【薪割り体験】【サクラの燻製】【染め物】などなどいっぱい広がっています。

光が丘プレーパークでの燻製体験
光が丘プレーパークでの染物体験

活用して切って落とした端材から香りを楽しめますし、おがくずは土の中へいれることで土質改善、昆虫の幼虫の養分になるかも?


果たしてどんな活用ができるのか想像しているだけでもワクワクが止まらなくなります。


公園の樹木を通して地域の皆さんとつながり、としまえんの思い出と練馬城址公園への期待とつなげていきたいと思っています。

伐採された木の枝
伐採樹木の活用計画についてこんなことできるのでは?やってみたいと思われることございましたらご意見いただけましたらとても嬉しく思います。

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