街の木の活用事例1

新たなビルがたつ。近くに道路ができる。便利になると期待されますよね。
そんな工事が始まると工事用トラックの搬入経路を確保するために樹木が伐採されることがあります。街路樹だったり、街のシンボルだったりすることもあるかと思います。

伐採された樹木は活用されずに廃棄処分になることが多いそうです。材木にしようとしてもまっすぐになっているわけではなく、樹種としても建築には不向きだったりすることもあるのでしょう。


そんな伐採樹木を活用できないか、考えてみたいと思いました。樹種によってそれぞれ個性があり使い方に向き不向きはあると思います。しかし、大きな建築物を作るわけではなく、街のシンボルとしてたっていたあの木を思い出のものとしておいておきたいとか、オブジェのパーツとして、記念のプレートとしてなど活用例はあります。

結婚証明書
愛知県で結婚証明書を製作されている女性作家さんにサンプルを作っていただきました。
今、結婚式を挙げられる方はほとんどこの木のプレートに名前を刻んだ結婚証明書を作られるそうです。
「ただひとりを愛する」という花言葉を持つヤマモモが一番人気だそうです。 pic.twitter.com/yqVGKMVY5T

— 武田製材有限会社 (@takedaseizai) February 23, 2024

ヤマモモの木の活用例
素敵な記念のプレートになりますね。

新しくなる世田谷区役所エントランスホールやラウンジの家具をみんなで作ろう！企画。多くの人に関わっていただければと思ってのことですが、6000ピースは多過ぎたかも、、確保した3日間、この限られた時間で6000ピースを完成させる！ことができるかどうか！？　申込ページ↓https://t.co/Oy7PAVMOiK pic.twitter.com/MpkUhWDDIT

— Yoshiyuki Yuguchi/都市林業 (@PjtYuguchi) November 18, 2023

区役所建替に伴い伐採樹木の活用を区役所内の家具のパーツとして活用された例

としまえんの木を豊島園駅に

いろいろな樹種の木片を並べることで木肌の色、杢目の違いを見ることができます。

本当に木はいろんな使い方があって素敵な素材であると思います。

今後も素敵な活用例がありましたらご紹介させていただきます。