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2024.4.19「マカロックツアーvol.18 〜わたし、しばらく家を出ます!don't call マザー⭐︎鈍行27本ツアー〜」

なんだか久しぶりの新潟のライブ、すんなり会場に着いて物販を買って外で待ってたら来るのは、学校帰り制服の男女、若い女の子2人組、カップルばっかりじゃないか!俺みたいな単騎おじさんが1人もいない事に困惑しつつも、こちとらマカえんを推してる期間長いから負けないぞ!という気持ちで若いエネルギッシュな客層に劣らないくらい楽しむぞと心に決めた。

※以下セトリバレありレポ


そして開演。1曲目から「スタンド・バイ・ミー」!イントロからギターがカッコよくていきなりの懐曲にテンション上がる!ライブだとこんなにカッコいいのね…と初ワンマンの感動を噛み締めていたら2曲目「遠心」!まさしくマカえんが1番好きだった時期の曲!マジで繰り返しこの曲何度も聴いてたな…「君は放課後インソムニア」という素晴らしい漫画に出会わせてくれた1曲、やってくれて嬉しかった!
からの「恋のマジカルミステリー」に「愛のレンタル」!うぉぉぉお!!!これ!これだよ!マカえんのこのセトリが聴きたかった!と言わんばかりの曲達のラッシュで「今!マカえんのワンマンに来ている!」と体全体で実感した。「愛のレンタル」はライティングもカッコよくてマカえんのちょっとドロっとした部分が滲み出てて良かった!
新しいアルバムの曲を挟み「恋人ごっこ」!イントロのカウントだけで会場がざわつくの流石の1曲!おそらくこの曲でマカえんを知って今日ライブに来た人もいるんだろうし、それをきっかけに今日ライブに来てよりマカえんを好きになる人もいるだろうし、どんな経緯であろうときっかけって大事だな、と思わされた。普段バズりを意識せずに好きな音楽を聴いているけど、こういう音楽の広がり方もいいなって思った。好きな曲、有名な知ってる曲を目当てに聴くってのも純粋な楽しみ方だよな、といつもとは違う若い客層に教えられました。

そしてライティング含めて最高だった「二人ぼっちの夜」。星空を表すようなバックライトに「世界は午前2時過ぎに 少しだけ優しくなる」という歌詞が合うのなんの。はっとりさんの少し切ない歌声が演出相まってかなり映えてた。
ライティングが桜色に変わり始まったのは「春の嵐」。4年前にメジャーデビューを発表したオンラインライブでやっていたこの曲。コロナ真っ只中で画面に張り付きながら初めて観たマカえんのライブだった。当時は他のライブも行けなくて鬱憤としていたからあのオンラインライブで感じた久しぶりの熱量と気持ちの高鳴りは忘れられない。でもそこからあっという間に有名になって、正直離れがちぎみだったこの頃。フェスでも何度かマカえんを聴いたけどセトリが有名な曲ばかりで「うーん」という気持ちでいまいち乗り切れなかった。けれど今日ワンマンに来てこの「春の嵐」と共に大好きだった気持ちが蘇った。一度離れた気持ちを引き戻すマカロニえんぴつという音楽。変わらないグッドミュージックをありがとう。

めちゃくちゃにしんみりした気分に浸っていたら始まったはっとりさんのMC。「新潟雰囲気いいね!俺この雰囲気を壊したくない!だからMCもサラッと真面目にいきたい!他の会場で長すぎて疲れたとかあったから!笑」と宣言。結果10分くらい雑談してて笑った。はっとりさんちゃんとして!笑
けれどこの緩さと、度々会場にレスポンスを求めた時に生まれる一体感がアットホームな会場を作り出してるんだろうなと思った。以下MC。

・賢也さんが声優の仕事を持ってこられたらやるか、やらないかの話題。「プロがやってる世界に自分が入るのは恐れ多い壊したくないよ。(はっとりさんが)野球好きだけど、明日阪神のファースト守ってください!って言われても断るでしょ!?」と言う賢也さんに対して「いや!俺は張り切って守るけど!ショーバンも取っちゃうし!」と言いながらステージで捕球の練習するはっとりさんに笑った。やるんかい。
・長谷川さんがお母さんを「お母さん」とまともに呼べた事ない問題。会場に来ていると聞き、せっかくだから感謝の気持ちを伝えな!と言われ恥ずかしそうに小声で「お母さん、ありがとう」。会場は拍手!何てハートフルな会場だ!「仕送り、いちごも送ってね」「それはLINEで言ってくださーい」と言う2人の会話が緩すぎて良きでした。
・よっちゃんのフライングVという隠語。唐突なゴリゴリの下ネタに静まる会場に流石のはっとりさんも「え、どうした会場!?」と焦ってた。女性多めでフライングVは笑う。

MCが明けの「クールな女」から始まり会場に再度熱量が戻ったところで「ノンシュガー」!この曲めっちゃ好きなんだよな〜!2分20秒くらいの短さにマカえんのロックが詰まってる。イントロ入った時の昂りはこの日で1番だったかも!赤基調のギラギラライティングも最高だった。
「月へ行こう」「忘レナ唄」の新曲が続いて「悲しみはバスに乗って」。この曲もフェスではたくさん聴いたけどワンマンはより力が入ってるな〜ここ最近の曲だとやっぱり1番好きかもしれない。そして「洗濯機と君とラヂオ」、「ワンドリンク別」、「ハートロッカー」。怒涛のアップテンポラッシュ。はい、楽しすぎました。それ以外言うことありません。サビ前の「ワンドリンク別!」、会場の声がはちゃめちゃに大きくて客層の若いエネルギーを感じた。あそこ揃った時ちょっと鳥肌モノだったな。
「「生きることは死ぬことになぞって向かうこと」
一方方向にしか向かえない人生で何ができるか。俺たちがあなたの方向へ向けて歌った歌を過去の自分向かって歌ってやってください。救ってやってください。音楽なら過去にだって戻れるから。そしたらその歌はあなたのものです。あなたが拾ったマカロニえんぴつという音楽でした。」
はっとりさんのMCからのラストは「なんでもないよ、」最近だとこの曲の最後を会場全体で歌って終わるのが定番になってるけど中々に暖かい雰囲気で終わるれるから嫌いじゃない。新曲旧曲入り乱れたアンコール無しの23曲。まさにワンマンライブを感じさせるセトリで最高でした。

終演後に会場を出ようとしたら、高校生くらいの若い男の子が「今日自分後ろの席に居たんですけど、前ですごく楽しそうに盛り上がってるのをみて自分も思い切り楽しめました!初めてのライブだったんですけどとても楽しかったです!ありがとうございました!」って話しかけてくれて本当に嬉しかった。もちろんそんなこと言われたのも初めてだし最初はびっくりしたけど、初めてのライブの殻を破るきっかけになれたかと思うと嬉しさが込み上げた。楽しむのに年齢も関係なしに本気になれるって音楽って本当にすごいな!と改めて思った。これだからライブに行くのやめられない!話しかけてくれた高校生!また一緒にマカえんのライブ本気で楽しもうな〜!

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