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業務の集計を自動化する

では、本日もGASを使ってファムテックしていきましょう!

Googleの提供するGASは無料で使用できます。ツールをメーカーから購入するだけでなく、世の中にある低価(無料)のツールを組み合わせるなどして薬局業務の革新をすることをファムテック(PharmTech)と呼びます。

皆さんも、是非ファムテックを学び、薬局業務を楽しく革新していきましょう(^^)/

業務の集計を自動で行う

薬局業務では、患者さんの管理を様々な場面で行うことがあります。応用はいくらでもできるベーシックな内容で、記事を続けたいと思います。

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例えば、患者さんのステータスを管理するシートを作ったとします。患者さんをA列に格納して、B~Fで対応の状態をチェックボックスで表現する。

これって、薬局内での情報共有や日をまたいだ対応など健忘禄に使うなど、皆さんも思いつくでしょうし。すでに実践している方もいらっしゃるかもしれません。

例えば、12/1の来局日の患者さんはA,B,Eの3名です。しかし、Eの患者さんは鑑査が終わっていませんね。仮にA→B→Cと対応して、Eの患者さんが後回しになった場合に12/1の対応に間に合うか不安になりませんか?

さらに、この患者さんの数が多くなってきた場合は、目視で対応するには時間も手間もかかると思います。もし、鑑査が終わっていない患者さんの集計が自動でできたら・・・、できます!!笑

チェックボックスはTrue または False

ところで、チェックボックスは見た目はオンとオフですが、内部ではTrueまたはFalseとなっております。オン = True オフ = False です。

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カーソルを合わせてみると、わかります。

なので、コードや関数を使用するときに、チェックボックスのオンオフの状態はTrueかFalseで表現しなければなりません。要注意ですね。

チェックボックスがオフを探す

では、毎度のスクリプトエディタを発動してみましょう。

function myFunction() {
 const ss = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();
 const sheet = ss.getActiveSheet();
 const checkBoxs = sheet.getRange(2,4,5,1).getValues();
 console.log(checkBoxs);
}

こちらのコードを使用します。

ポイントは、チェックボックスを配列として取得しているところ。上から順にどういったステータスになっているかログを取得してみましょう。

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こうしてみると、D,Eの患者さんの鑑査が オフ = False = 未鑑査 というのがわかりますね。

おわりに

いかがでしょうか。

繰り返しのことや、処理数が多くなるときひプログラミングは力を発揮します。次回は、IFを使って患者さんの名前の抽出まで行ってみましょう!


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