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会社と社員を守るチカラ。具体例で理解するコンプライアンス

今回は、会社や従業員を守るためのコンプライアンスに関する動画をご紹介いたします。
 
「会社とは、何ですか?」と聞かれたら、どのように答えるでしょうか?また、最近よく耳にするようになった「コンプライアンスとは、何ですか?」と聞かれたら、どのように答えるでしょうか?
 
会社は、営利を目的とする組織です。では売上や利益を上げるために何をやってもよいわけではなく、当然、法律やルール、社会常識を守る必要があります。この法令等を遵守することをコンプライアンスといいます。
 
そしてこのコンプライアンス(法令遵守)。経営者だけが守ればよいというイメージがありますが、実は従業員も守る必要があるのです。コンプライアンス違反を起こすと、不買運動や風評被害など会社へのダメージとして跳ね返り、個人としても起訴・懲戒処分を受ける可能性があります。
 
企業の身近な事例だと、食品の産地偽装や、自動車メーカーの完成検査・品質データの改ざんなどがニュースによく取り上げられています。その他、不正会計、情報漏洩、不適切な時間外労働などもコンプライアンス違反となります。企業としての社会的信用を一瞬で失い、廃業や業務停止命令などの処分が下ることもありますね。従業員の事例としては、交通費・出張費の架空請求、備品の横領、パワーハラスメントなどがあります。私が聞いた話だけでも懲戒処分や、さらに会社から訴えられて刑事罰になった例もあります。
 
今回ご紹介する動画の講師 谷原 誠さんは弁護士としてご活躍され、30冊もの著書を執筆されています。意図的なコンプライアンス違反だけでなく日常業務に潜む注意点や、経営者・従業員の行動規範や法令遵守、倫理観の向上について、具体例を用いて分かりやすくご説明頂きました。
 
この動画を1本ご覧頂ければ、個人情報保護、著作権、不正アクセスなど身近にあるリスクや企業が抱えるリスク・対応について一気に理解できます。
 
インターネットやスマートフォン、ソーシャルメディア(SNS)などの登場であっという間に情報が広がるようになりました。パソコンやUSBメモリなどで誰でも簡単に情報がコピーできてしまう世の中です。
 
良かれと思ってやったことが犯罪になってしまうこともあります。講師の谷原さんも「知らなかったでは済まされないのが法律です」とおっしゃっています。経営者は事業継続のためにも、コンプライアンスについて従業員に何度も繰り返し伝え、教育する責任があります。この動画を通じて、企業のリスクマネジメントやモラル向上に努め、経営者として会社や従業員、その家族を守る知識・チカラとして活用・実践していただきたいと思います。
 
ぜひ、「社員のためのコンプライアンス研修」をご覧ください。
https://new-wisdom-school.net/contents/327

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