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日に日に毎日のことが分からない


4月も暮れ。氷点下の季節から少しずつ気温が上がったはいいものの、そこから中々上がらずなのか自分の体温が低いのか、末端冷え性のせいか、何故か冬のアウターが手放せない毎日を過ごしています。


はやく東京のようなポカポカ陽気に変わってほしい。というよりも夏をずっと求めている。寒い季節があまりにも長すぎると感じている。
温かい場所に住めば良いんだろうけど。そんな簡単じゃない。人生の中で、何かを選ぶというのは本当に、大変なことです。それは年齢がゆくにつれて。

なんて事のない生活のあれこれが、最近疎かになっていて、目に見える乱れがあると自分の精神が廃れていることを自動的に知ってしまうので、それでさらにガッカリしています。

少し話を聞いてもらいたいと思って母と電話したりするけど、逆に聞き役になる羽目になって疲れたり。仕事に行き、帰ってきて風呂に入り、寝て、起きて仕事に行き、帰ってきて風呂に入り、寝て、起きて、、、このエンドレスな日々を当たり前だけど続けている私。その合間に誰かと会うとかいうのを避けている毎日。たのしみといえば、金曜日に金麦を2本買ってテレビを見ながら飲むこと。くらい。ボーッとする時間がものすごく増えたんですが、人間、さまざまな自由を抑えながら1年以上過ごすと、前までの「普通」が「普通」だと認識できなくなるのかもな〜と思ったんです。今の私は、こんなに「不自由」な毎日に何も感じなくなったし、こんな不自由な毎日を寧ろ「普通」だと思えている。


なんて恐ろしい。

少しだけ非現実を味わいたくなって、
日常のほんの僅かな隙間から、限られた生活圏の中から、「発見」することに努力しています。
この前は、朝活と称して、出社前に上島珈琲店のモーニングセットを注文して朝から気合抜群で出社したり。近所を散策してみたり。花のつぼみを見つめたり。風からの声を聞こうとしてみたり。出来たばかりのアンティークショップを見つけたり。


もう少し暖かくなってくれたら、
もっと「発見」できそうなことがあるんだけど。

昨日は一日中雨だったけど、
今日も一日中雨予報。
昨日はテンション上がらなくて散歩もできなかったけど、今日は少しだけ散策しようと思っている。
昨日は冗談抜きで朝から晩まで寝ていたので、眠れなくなってこの時間の投稿です。だんだん外が明るくなってきた。

今月初めての週末の時、引っ越したてで近所開拓している時たまたまSound cloudで見つけたこの曲を最後に、今日は紹介します。

韓国のインディーズバンド『Penten』の
" Insomniac Attitude " という楽曲です。
ボーカルの声が、初めて聴いた日の私にはものすごく心地よくて、それからこのバンドはだいぶ聴き込みました。

アルバムもシングルもいくつかあって、
" Skelton " "Tears Won't Follow " " Camouflage "
" HAY " " Look at Stars " が特に好き。

というより聴けば聴くほど良くて、すべての楽曲が本当に良い。。韓国のバンドだけど、英詞が多く韓国語が聴き慣れないという人にも聴きやすい。

久しぶりに電流が走ったような感覚を感じた音楽でした。

I go back to the top of the air
"わたしは空中に戻る"

日に日に毎日が分からないのは事実。
「時は来る」と言われたが、その「時」を待っている人というのはいるんだろうか。
私はここで、ただ毎日同じことを繰り返しているだけで、特に「待つ」こともせずに居るだけで、その「時」はいつか来てくれて、「出会うべくして出会う人」に私は「出会う」んだろうか。

完全受身状態で、何かが「運命」みたいに私の元に巡ってくるほどに、この人生は「ラク」ではないはずだったのに、人の言葉に惑わされることが多いものです。

「住む場所」が変われば。そんな風に思っていた数ヶ月前の私も、まあ何ら変わりはないんだけど。

余計に分からなくなってしまった。


良い日曜を。

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