6/20 越境ECの勉強

今日は勉強の日だ。電池もプログラミングも進めたいが、越境ECについての関心と情熱が湧き出てきた。なぜか越境ECにはものすごい可能性を感じる。無知からくる思春期特有の全能感のようなのかどうかはわからないが、とりあえずチャレンジしてみるハードルは低そうなので、まずは勉強から。
簡単なものでできそうなら来月にでも売ってみたいと思う。

まず、もしやるとすれば

①進出国・ニーズの策定
どこの国で売っていくのか。それによって利用するプラットフォームも異なる。最初のうちは魅力あるプロダクトで勝負していける気がしないので、まずはプラットフォームの力を借りてやっていくことになると思う。
また、進出しようとしている国でのトレンドやニーズをECサイトの売上動向で確認する。
___中国であるなら、大きなサイトが2個ある。天猫国際と京東商城(どちらも出店ハードルが高い。保証金として85万円は最低でも必要)だ。中国は人口も多いしテクノロジーも発展している。豊かな人も多くて、高級商材でも勝負できそうな気がする。日本の文化が好きな人も多い(数が多いのもあるが、日本の文化を知っている人が多いという方が正しいのかもしれない。)
韓国ならG-marketもしくは出店難易度の低い十一番街,欧米はebayである。もしくはECプラットフォーム市場世界2位となるShopifyは世界50言語に対応している。GMO傘下のMakeShopは海外販売の代行支援サービスもついていて、輸出代行もしている。ヨーロッパではPrestaSHopが高い知名度を持っているらしい。

②法規制・関税をチェック
自分が一番よくわかっていないところだ。中国、韓国、アメリカ、ヨーロッパ等でそれぞれどう違うのかざっくり勉強しなければならない。
日本からでは輸出ができない商品やカテゴリーがある。例えば中国では保税区を活用できるカテゴリーはポジティブリストとして規制されていたり、アメリカでは化粧品や医薬品に制限がある。
日本郵便の万国郵便条約をチェックする。

③配送方法や決済の検討
配送方法は国際宅急便のクーリエ便と日本郵便があり、クーリエ便は費用が高いが、高額商品の補償制度があり、サイズの許容度も高い。時間指定可。
日本郵便は120カ国に郵送できて低価格で配送できるが、サイズや形状制限があり、配送スピードが遅いというデメリットがある。
自分はせっかくなら日本にお金を落としたいので、日本郵便を使っていきたいと現状っているが、実際のところどうなのかはこれからチェックだ。
越境ECのトラブルとして、代金の未回収が挙げられる。それを避けるためにも、決済方法やトラブルの対応を検討すること。(Paypal等ではダメなのか。)

④集客施策の検討
ここが最初の一番の関門だ。カスタマーに商品をどう知ってもらうのか、その魅力をどう伝えるのかが大切だ。プロダクトを新しく作るところはまだできないので、あり物を売るとして、なぜここから購入するのかの動機づけが大切だ。

越境ECの市場規模は日本国内で12兆円、アメリカは100兆以上、中国は260兆以上なので、中国は越境EC世界市場の半分を握っている。2025年には世界の越境EC市場は1000兆円を超えると言われている。
ebayでは、地域による売れ筋商品として、欧米諸国は高級バッグ、スポーツ用品、化粧品などの比較的高価格なものが売れ筋、ドイツではおもちゃ、生理用品、ボールペンや日本文化の特徴が現れた和風の商品が売れる傾向にあるそうだ。
アジア圏では、食料品や家電、医薬品などの工業製品が売れる。中国では化粧品やオムツなどのベビー用品、サプリ、家電、収納用具が人気。マレーシアではファッション、美容関連、電子機器が売れている。インドでは美容関係、ベトナムでは中国とほぼ一緒だが、時計や衣類もよく売れるそうだ。

越境ECをするうえで努力しなければならないのはターゲット国の商習慣を理解すること。
日本で見栄えが良いからと言って海外で同じとは限らない。ブラックフライデーなどのホリデーセールや購買意欲が高まる時期を調査すると売上アップにつながる。
日本での商習慣の常識は海外では通用しないと思った方が良い。ここはよくチェックするべきところだ。
またSNSを効果的に利用することも大切だ。異国でのSNSマーケティングはかなり厳しいと思うが、勉強だと思ってやってみるしかない。

自分がやってみるとしたら
①日本の文化、アニメが好きな外国人をターゲットにして、日本に行きたくても行けない人たちにも、安価でも日本を感じてもらえるような製品を売る。
例えば、特定のアニメグッズ+ガチャガチャのおまけ付きや、好きなアニメ、予算などをヒアリングして、ヒアリングに基づいてバイヤーが選定したグッズをいくつかまとめて発送する。(日本やアキバに行けなければ、そもそもアニメグッズとしてどんなものがあるのかということすら知らないと思う。だからこそそこを楽しんで貰いたい。そこに付加価値があると思う。)または聖地の実写現像写真を同封するとか。
②レトロゲーム販売
レトロなゲームは国内外問わず人気だが、アキバに行けばたんまりとある。また、据え置き型ゲーム機も人気だと思うが、おそらくすでにいる業者に対しての勝ち筋を見出すのは難しい。ただ、アジア圏でも電気事情が今でも厳しい地域に対して、ゲームボーイなどの乾電池で駆動するゲーム機はおそらく需要があると思う。ゲームソフト自体の言語の壁があるが、海外版を探すか、簡単な単語帳をつけるのも良いかもしれない。

とりあえずは上記の通りだ。①も②もどうなるかはわからないが、とりあえずやってみたい。ただ、カスタマーとのコミュニケーションをどう取るのかが、問題点だ。
好きなアニメを聴いたり、ゲームのジャンル、それらをどう聞き出すのか。(フォームがあれば好きな映画とか聞いてみると良いかもしれない。)
そこら辺はまた勉強だ。
夏が終わるまでには一品売るのを目標にしたい。上記の案でなくても、時計商も良いかもしれない。

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