シン駄洒落番長 敏感肌の暖か下着の巻
私は冷え性の上、ゴムや化繊で痒くなるという面倒臭い肌の持ち主です。
毎冬、某大企業や下着メーカー各社が様々な暖か下着の新作を推してきますが、いずれも私には合いません。どうしても痒くなります。
仕方なく厚手の綿素材や薄いシルクを着て越冬するのですが、綿100%は正直暖かいとは言えない。シルクは耐久性が今一つ。家族友人はぬくぬくと、寒そうにしていないのが本当に羨ましい。
足先の冷えは深刻でムートンブーツしか履けません。
ムートンブーツもお洒落ではありますが、いかんせんパンツスタイルでカジュアルな格好になりがちです。
革のシュッとしたロングブーツを履いて、もう少しお洒落の幅を拡げたい。でも、やっぱり足先が冷たい。結局ムートンばっかり履いちゃう。
なんとかこの状況を打破したいと思っていました。
お正月の楽しみの一つにSALEがありますよね。
今年は婦人服売場ではなく、アウトドア用品売場に足を向けました。冬山登山用に暖かく機能的な下着や靴下が売られているに違いない!何か良い品が見つかるかもしれない!の期待に胸膨らませて、いざ出陣!
まず、冬山登山やスキーの季節真っ只中に大幅なSALEを期待したのは私の大いなる勘違いでした。
いや、この際、値段はどうあれ、機能的、実用的で、私のこの敏感肌にマッチした下着や靴下が見つかれば良いのだ!!
登山もスキーも全く予定のない人の「シュッとしたブーツ下に履く、薄くて暖かい靴下」や「化繊ではない天然素材でアウターに響かない暖かい下着」についてアウトドア用品の店員さんは、懇切丁寧に相談にのってくださいました。
冬山では、綿素材は汗が冷えて命取りになるそうで、やはり優秀なのは速乾性、蓄熱性を備えた化繊や混紡製品なのだそうです。そして、靴下などはある程度の厚さも必要なのだそうです。
そこで店員さんはトラベル用の靴下を提案して下さいました。街歩き用なので薄目で短め、普通のブーツ下にも履けるのではないかと。そして、天然素材にこだわるのであれば、断然メリノウールだと教えて下さいました。
この"断然"が私の心に響きました。