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「ジャパンウィンターリーグ」発足記者会見 質疑応答

2022年6月14日に行われた「ジャパンウィンターリーグ」発足記者会見の質疑応答です。(記者会見の模様はYoutubeで確認できます→https://www.youtube.com/watch?v=D3GcYfhpiL0)

――同様にウィンターリーグ構想を掲げている琉球ブルーオーシャンとの差別化、関係性は
(鷲崎一誠代表)一切、関係がない。

――NPB育成選手の参加は
(鷲崎代表)初年度に関しては参加はしない。アマチュアのみの参加でチームを編成する。
(大野倫GM)今年度はアマチュアのみ設定をしているが、将来的に、近ければ来年以降、NPBの育成選手が沖縄に集って。例えばNPB育成の単独チームを1チーム作って、それ以外の5チームをアマチュアで編成してリーグ戦を行うと、さらに選手たちのモチベーションが上がるし、スキルも上がる。ただアマチュアとプロの規定をいくつか乗り越えないといけない部分はある。そこを乗り越えてもっと発展的なウィンターリーグにしていければ。

――選手を取る側(スカウト側)との調整は
(鷲崎代表)MLBからNPB、国内の独立リーグのラインナップは揃えていこうと思っている。あとはアメリカの独立リーグともすでにパートナーシップを結んでいるところがある。ヨーロッパのリーグからも、代表監督が実際にコーチとして来て、スカウティングをしながら指導してもらう流れになっている。レベルがさまざまなスカウトに声をかけて、来てもらう形には現状のところですでになっている。

――リーグに参加した選手がMLBやヨーロッパ、NPBに進む可能性について
(鷲崎代表)未知数なところではある。特に沖縄県内選手のポテンシャルは凄まじいものがある。全国で高校から野球を続けていく数は17%しかいないが、沖縄県内ではもっと少ないと思う。その理由いろんな理由があると思うが、野球を続けられない環境にある。このウィンターリーグで今まで眠っていた才能がボコボコ上がってくると思う。本当にメジャーリーグに行く可能性もあると思っている。
 参加選手については、国内だけでなく海外選手も募る。例えば未発掘の地であるアフリカの選手や中南米の選手が沖縄に来て、陽の光を浴びる可能性がある。今の野球界のトップレベルであるメジャーリーグにも掛かる可能性があると考えている。

――6チームの監督、コーチは
(鷲崎代表)現状調整中。確定事項は改めてリリースする。プロの現役選手がオフに沖縄に来て指導することは規則上できない。アマチュア指導者や、元プロ野球選手で回復資格をもっている人(学生野球資格回復制度修了者)が監督・コーチをする形になる。

――各所から問い合わせ、特に選手からのリアクションは
(鷲崎代表)正直凄まじい。この記者会見後に公になるので、選手に情報がリーチするかと思っていたが、その前にホームページ・Instagramで発信をしている段階でかなり多くの選手が「参加をしたい」と問い合わせがある。
 一般の選手応募の他に、社会人野球選手枠を設ける。参加パターンは2パターン。一つはオープンにホームページから参加するトライアウトパターン、もう一つは社会人野球選手、企業チームの選手がオフのタイミングになるので、若手選手、一、二年目の選手で試合に出ていないような選手を派遣してもらってスキルアップをしてもらう。この2つのパターンでやっていく。企業側の方は話を進めている段階で何社か興味を持っている。名門中の名門が選手を派遣していただく形になっている。参加選手120人はすぐに埋まると考えている。


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