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北海道にいた園館のラッコたち

 かつて北海道の園館で飼育されていたラッコの飼育状況について、
札幌市中央図書館の書籍、札幌市民交流プラザでの北海道新聞データベース、北海道立図書館所蔵の当時のパンフレット・地方新聞、当時ラッコ担当だった飼育員に問い合わせて伺ったお話などを合わせて記事にまとめていきます。
SNSでそれぞれの園館で検索をするとそれぞれのラッコが飼育されていた頃の思い出をしみじみと語る書き込みが見受けられ、ラッコが人に与えた影響の大きさを感じさせられました。

北海道で飼育されていたラッコたちの事を調べるにあたり、
北海道立図書館では司書の方にはレファレンスで調べ方を教えて頂いたり、データベースで出てきた所蔵の多くのパンフレットと事前に調べた園館で起こったラッコに関するイベントから絞り、いくつかその地域のその年代の新聞を出していただいたりとご協力を頂きました(新聞は基本的に一か月分を束ねて冊子にしており、重い!)。ありがとうございました。
 また、ひろお水族館やオホーツク水族館など既に閉館してしまった所は、町や市に問い合わせをして回答を頂きました。

これから投稿する、北海道で飼育されていたラッコたちに関する5つの記事は、図書館の司書さん、質問に答えていただいた飼育員さんのご厚意に敬意を表することと、図書館所蔵のパンフレットなど情報自体の重みを実感してもらうため、記事を有料とさせて頂くことにしました。

本記事では、ラッコを飼育していた各園館の過去のパンフレットの一部と訪問して撮影した写真を使ってラッコがどのような場所で展示されていたかを簡単にご紹介します。
なお、ネット上での参考資料として、munyさんのHP「らっこらっこらっこ」、
日本の全ラッコ(Japan_SeaOtter)さんのデータを使わせていただいています。

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北海道で飼育されていたラッコたちは、どのように飼育されて活躍し、いなくなったのか?を新聞記事やパンフレットから分析。

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