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サンピアザ水族館のラッコたち


1992年1月2日~2006年12月27日まで展示されていました

 1982年にオープンした、新札幌の都心にある二階建ての都市型水族館。
複合ショッピングエリアにある施設のひとつ。設備はオープンから少しずつ改装はしているものの、構造は大きく変わっていません。昔ながらの古びた雰囲気があります。


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ショップにはガチャガチャ、ストラップなどサンピアザ水族館のオリジナルグッズがたくさんあります。

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館内をまわっていると、ところどころに楽しいPOPもあり
なんとなく地元の人から愛されている水族館というのが伝わってきます。

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  サンピアザ水族館のラッコについては、ラッコのダイスケにちなんで「ダイスケ」という名前の人を招待する企画や餌やり体験募集、最後に2006年にダイスケの死亡で道内最後のラッコがいなくなったという記事が、地元の図書館の新聞データベースから見られました。
 ただ、ダイスケの前にいたラッコの情報やサンピアザ水族館に初めてラッコが来た時の記事は見つからず、北海道新聞のデータベース上にも見つかりませんでした。

 北海道立図書館のデータベースで検索すると「サンピアザ水族館十周年記念誌」という本が札幌中央図書館にあり、この本ならラッコ導入時のことが書いてあるに違いないと思いました。
 図書館で 本を開くとサンピアザ水族館にラッコを導入するまでの流れが対談形式で書いてあり、導入した時の様子が「北海タイムス」で記事になっていることがわかりました。

 広報誌に水族館の記事が載っている可能性があることを発見したため、2022年12月14日に北海道立図書館で追加調査。ダイスケの生まれた広尾町の「広報ひろお」を調べたところ、広尾水族館の寄稿が多数見つかりました。

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ラッコ水槽だった水槽には、現在ゴマフアザラシ2頭が展示されています。

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