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帰国前PCR検査で陽性になった話

2022年6月現在、日本に入国する全ての人は、出国72時間以内に受けたPCR検査の陰性証明を提出
する必要があります。

5月下旬から、カナダ・モントリオールに滞在。

フェスティバルマネージャーのアカデミーに参加し、陽性者と接触。
少し症状が出てまずいなーと思っていたら、案の定、帰国前PCR検査で陽性が判明
陰性が出るまで帰れないという状況になり、ホテル隔離を経て、帰国するまでのプロセスをシェアします。

今後、海外に行く方の参考になればと思います!
情報だけ知りたい方は、6/9(木)・6/13(月)・6/15(水)だけを読んでいただければ!

6/1(水)

アカデミー初日。
カナダはマスク規制がちょうど緩んだタイミングで、みんなノーマスク
参加者の一人が咳をしていたが、「コロナじゃないよー」と言っていたので、あまり気にせず。

6/2(木)

当該参加者が体調不良で欠席。この日にPCR検査を受けていたようです。

6/3(金)

当該参加者、少し回復したのか朝食で一緒になる。本人はマスクをしていたが、こちらはノーマスク😭
午後に当該参加者の陽性が判明し、自主隔離のため離脱してしまった。

6/6(月)夜〜 

少し喉の痛みが出るも、扁桃腺が元々弱いこともあり、持っていた薬を服用し就寝。

6/7(火)

アカデミー最終日。
前夜同様、少し喉の痛みありつつも普通に過ごしました。

6/8(水)

前日同様、喉の痛みあり。
これは、、、検査大丈夫かなー、、、と不安になりながら、帰国に向けたPCR検査を受け、見事に陽性が判明
ケベック州の規定により、自主隔離のためホテルに強制帰還。
陰性が出るまで帰れないという状況に、心が折れそうになる🥲

6/9(木)

自主隔離1日目。
喉の痛みは軽減するも少し咳が出て、多少の鼻づまり。

陰性証明がないと飛行機に乗れないため、当初予定していたフライトを泣く泣くキャンセル。

回復後もウイルスの死骸などが反応することで、陰性になるまで、人によっては2週間から1ヶ月かかるという情報に、さらに心が折れそうになる😿

そういった人たちが続出しているからか、領事館などに相談すると、特別対応等を検討してくれる可能性があると言う情報を得る。
在モントリオール 領事館と連絡を取り、陽性が出続ける場合の手配を確認。
複雑すぎて、心折れるpart3🥲

ひとまず療養(隔離)終了するまでは何もできないということで、諦める。

飛行機に乗れないので、航空券の変更手数料もかかるし、ホテル延泊の必要があり、保険の内容を確認しなくては!と気づく。
普段はクレカ付帯保険で済ませることも多いのですが、今回は久しぶりの海外渡航だから、と思い、三井住友海上の海外旅行保険に入っていました。
保険内容確認書にはコロナ対応についての記載がなかったので、電話で確認を取り、航空券再手配料、延泊費用、PCR再検査費用、など帰国のためにかかった費用は保険でカバーされることがわかり、ホッとしました。
保険なかったら、相当高額な支払いを自費で賄うことになってました、、、

さっそく、6/12(火)までホテルを延泊申請。


参加していたフェスティバルチームの人が、隔離中の食事として、冷蔵庫に入りきらないくらい大量の食糧を抱えて持ってきてくれて、言葉そのまま、泣きそうになりました😹
栄養たっぷりのサラダやらレンジ料理、ジュース、果物などなど、この食事たちが早い回復を助けてくれたんじゃないかと思います。感謝しかない。
そして、領事館プロセスなどで何かできることはないかなど親身に聞いてくれて、本当に本当に人のあたたかさに助けられました。

6/10(金)

自主隔離2日目。
喉の痛みはどんどん軽減、咳もほぼなくなる。鼻づまりはもうちょい。
部屋で、ヨガやらバーレッスンやらをよくやっていたので、お腹も空くし、快調に過ごす。

アカデミーの友達が「私も先月かかったから、対面してもぜんぜん大丈夫ー!」と言いながら、、本を持って会いに来てくれて、心が和む❤️
みんな怖くないのかな、、、と思ったけど、コロナよりも人間関係や思いやりがなくなる方が怖いという感覚のようで、今回はそこが本当にありがたく、この感覚を忘れないようにしたいと心に誓いました。

6/11(土)

自主隔離3日目。ほぼ喉の痛みなくなる。鼻詰まりとの闘い😤
別のアカデミーの友達が、鼻詰まり対策グッズを買って会いに来てくれる。みんななんて親身であたたかいんだ、、、🙇‍♀️
色々な人がメッセージなどをくれたので、気持ちもだいぶ楽になり、陰性出るまでのんびり待とう!と思えるようになりました。

6/12(日)

発症から5日経ったので、自主隔離終了
再度PCR検査を受けるため、外出。
たった40分くらい歩いただけなのに、ものすごく疲れる、、、。ホテルに戻り、午後はずっとゴロゴロしてた。

夜、陽性の結果が来る。
これは、やっぱり長期戦になるぞー、、、と覚悟を決めました。

隔離が終了したので、ホテルにずっと滞在するのもなんだかなー、と思い、シェアルームが空いている友達が、家に来ていいと言ってくれたので火曜から移ることに。

6/13(月)

いつ陰性になるかもわからないので、
陽性が出続ける場合の、領事館特別対応プロセスを進めることにしました。
これは国などによっても対応や必要書類が異なる可能性があるので、あくまでカナダ・ケベック州のケースです。

①「回復証明書」(Recovery certificate)というものがあり、療養終了後オンラインで申請できる。
調べたところ、機関によって、発症や陽性判明から出してくれるまでの日数が異なりました。今回は「検査日を0として5日間経った後から申請可能で、発行までに2営業日」という所が最短だったので、1日早いけどダメ元で申請。
すると、2時間で証明書が発行される✨ 
あれ、、、1日早いけど、、、ラッキー🤞


回復証明書の内容を、領事館の方にメールして確認してもらう。

③確認後、回復証明書、直近の陽性証明に加えて、帰国航空券のeチケットを領事館に提出する必要があります。

※航空券手配が少々厄介ポイント
日本の厚労省とやりとりするらしく、13時間の時差があるカナダなので、書類の確認に3日は見てほしいと言われたので、いつ出発する航空券を取るかが難しい。今回は、回復証明書が出たのが月曜日だったので、週末は間に合いそうと言われたので、6/18(土)の航空券を手配しようと考え、陽性証明が取れたら手配予定だった。
(もしこの段階で水曜日とかだったら、かなり余裕のあるスケジュールで航空券を手配しないといけなかったかもしれない。)

④再度PCR検査を受検し、陽性証明を取得へ。

、、、が!!
ここで、なんと私は陰性が出てしまいました。
もっとかかると思ってたので、早すぎて自分が一番驚きました😳


(ひとまず、この記事ではプロセスを知りたい方が多いと思うので、ここからは実際には行わなかったけど、教えてもらった領事館プロセスを記載します。) 

⑤ 回復証明書、直近の陽性証明、帰国航空券のeチケットを領事館に提出。

⑥2日ほどで、厚労省の許可が出て、領事レターが発行される。

⑦領事レターがあれば、飛行機には乗せてもらえる。が、成田空港の入国検疫で最終的な判断となるそうです。
おそらく空港でPCR検査を受けることになり、陽性になったら、自宅隔離になったりするのかな、、、。

という、かなり複雑なプロセスではありつつも、いつ陰性になるかわからないまま、ただ待つよりもだいぶ気は楽かなという感覚でした。


さて、実際の話に戻ると。

前述の通り、帰国するための陰性証明は出国前72時間しか効力がないので、陰性が出たことにより、失効しないうちに急いで帰国しなくてはいけなくなりました💦✈️
6/18(土)まではのんびり滞在だな〜なんて構えてたので、逆にアタフタ🤩

結果が出たのが6/13(月)夜だったので、さすがに翌日の航空券は手配できず、6/15(水)発の航空券を手配し、帰国することになりました。
(6/16(金)発だと、ギリギリ72時間が間に合わなかった、、、)
空港への移動を考え、友達の家に行くのをやめて、急遽ホテルをさらに1泊延泊。

ステイさせてもらう予定だった友達に、「ごめん!陰性が出ちゃったから、そっちには行かずにホテルもう1泊することにする💦」と連絡すると、「わぉ!ジェットコースターみたいね!」と。まさに、表現的確。めちゃくちゃ振り回されたし、振り回してごめんよ😓

6/14(水)

急遽の<滞在最終日>になったので、隔離中にたくさんお世話になったフェスティバルチームの皆様へご挨拶をしに、事務所へ伺う。
アカデミー参加者たちがどんどん帰国する中、いつ帰れるかわからず、異国のホテルの一室に一人取り残されていくのは、なかなか辛かったので、
サポートがなかったら、早々に心折れていました。
本当に感謝しかありません。ありがとうございました‼️

そして、あとは満喫!!観光したり、現地の会いたかった人に会って、最高のお天気の中、1日を終えました。

6/15(水)

空港行く前に、オンラインチェックインをしようとしたところ、
「過去10日以内に症状があったか」などの項目があり、これをチェックするとチェックインできない、、、
ということで、これを回避するため、オンライン処理せずに、空港のチェックインカウンターで陰性証明を書類を見せると、なんなくクリア

さらに、成田空港の検疫を早く処理を済ませられるファストトラックに必要なMy SOSというアプリも、ワクチン証明まではいけるものの、なぜか陰性証明が登録できず。(下記参照)
これも、もはや陰性証明書を現地で見せた方が早いし、ローリスクなのでは、、、と思い、処理せず搭乗しました。

トロント経由で、成田空港へ✈️
久しぶりの13時間フライトも、通路側だったので、ウロウロしたりストレッチしながら、快適に過ごせました。

6/16(木)

成田空港で検疫で、My SOSアプリと共に、陰性証明書を印籠のようにかざし、追加検査もなくスムーズにクリア
無事入国となり、帰宅することができました。


以上が、バタバタの帰国プロセスでした!

今回の経験を経て、まだまだ海外渡航はハイリスクハイリターンだな、と思いました。

身を持って体験した教訓

・マスクは偉大。してなければやっぱり感染る。
・入国に陰性証明が必要なうちは、陽性になるととにかく面倒。
・海外旅行保険は入っておくべし!

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