REDFORDさんのツィートまとめ


REDFORDさんのツィートまとめ



●B-6

下落相場では、寄り付きに弱々しく少しだけ上昇して始まる事が多いです。これ、無知な投資家が安くなったと勘違いして買っていたり、あるいは痛い思いしてるのに、更なる馬鹿なナンピン買い、あとは短期筋によるショートカバーが原因で起こります。

そして取引中盤あたりから結局失速し、下落でクロージングベルを聞くことになります。

上昇相場ではこれと逆の値動きが見られる事が多いです。
寄り付きは下落。のち終値で上昇となるパターンです。

毎朝ポストしている ”日本一早いNYSE情報” のヘッドラインに、もしMarket in correction が表示されたら、これは警報ですから株を買ってはいけません。

直ちに市場から退避します。ここを勘違いする投資家は、爆撃機による空襲の最中に爆撃目標地点へノコノコ出て行くようなものです。

したがってこの期間中は売りトレード以外、する事がなくなります。私はもともと、マーケットが平穏な年(ミネルビニはスムーズな航海期間と表現してます)であれば年間7ないし8回、1回あたり3〜5銘柄くらいしか売買しないため、長いと3ないし4ヶ月間トレード無し、と言う期間もザラにあります。
トレンドが下落してる期間は、マーケットから退避していれば良いのですが、なかなかこれが出来ない投資家が多いようです。

🌸そしていつかは上昇トレンドに変化して行きます。
ここで一つ言える事。底打ちを見抜くことは、天井を見抜くことより難しいことです。

天井からの下落は、やや派手に起こる事が多く、機関投資家による大量の売りぬけ日をカウントする事で、割とハッキリ判る傾向があります。

これに対し底打ちは、ボンヤリとしたイメージで。これ本当に底打ちなの?と、懐疑的状態から始まります。では底打ちしたかどうかのサインは?

🌸まず慌てない事!
株価の調整局面後期では、必ずどこかの時点で上昇を試すようになりますが、慌てて飛び乗ると、痛い目に遭います。本当の上昇が確認するまで、じっと待ちます。

下落相場では、直ちに売り行動に出なければなりませんが、上昇相場では時間的な余裕がありますので、焦る必要は有りません。

🌸マーケットが語る底打ちサイン
底打ちへの試しは、主要株価指数が下落したのち高値に反転して始まります。
例えばナスダックが午前中2.5%下落したのち、午後には回復してプラスで引けた、あるいはわずかなマイナスとなったが 、その日の高値で引けた。
あるいはナスダックやダウが2〜3%下落したが、翌日はlこの損失分を取り返し、前日より高値で引けたなど。
この日を試しの第一日目とします。

🌸本物の底打ちの継続サインが出るか?
この上昇が本物かどうか、はまだ分からないので後腰を据えて、総合指数の値動きを観察します。

最初の試しから4日目以降は、主要指数が前日よりも大幅に取引量を増やして上昇し続けるかを観察します。
これが起こると、その上昇が本物である可能性が高くなり ます。最も強力な上昇は、試しの第一日めからカウントして4〜’7日目におきます。この日の株価は最低でも2% 以上の力強い上昇を見せ、出来高も大きな爆発力を持って膨らみます。

🌸騙しに注意!
上昇を確認したと思ったのに、それが失敗に終わるケースもあります。
莫大な資金を有する機関投資家が集まり、打ち合わせ後の特定な日に大量買して平均株価を上昇させ、試しが成功したかのごとく相場の印象操作する事があります。

個別株で行うことは違法ですが、ETF等は許されます。
取銘柄の少ないダウ指数は、操作がより易しいので、注意が必要です。

🌸その後平均株価が下落
その後株平均株価が下落することすることはよくあり、過去数週間以内に記録された安値かその周辺に落ち着きます。この安値が最近つけられた終値の安値よりも少しでも上であれば、上昇へのより強い基盤が作られた、と解釈出来ます。

🌸大事なこと!
どんなに新しい強気相場も、強い株価上昇と大きな出来高の増加が証明されないまま 始まったことはありません。
これが観察できるまで、忍耐強く待つのです。

次回は最高品質株は、市場の底打前に上昇を始める事実について、お話いたします。これには2つの意味があります。
1 底打ちのマーケットサインより、先行して起きる。
2 真の最高品質株である証明

REDFORDさん(24/3/2)


①まずMAERKET IN CORRECTIONの前に米国では5月と
9月に株価が毎年下落するアノマリーがあります。
私は4月後半と8月後半にこれに備え、約40%のキャッシュとしています。
②MAERKET IN CORRECTIONでは70〜75%キャッシュとしています。最もパフォーマンスの悪い銘柄と下落相場
では小型株が通常大きく下落するので、これを優先的に売却してます。
③現在の投資環境においては、10%キャッシュは適切だと思います

REDFORDさん(24/3/2)




●C-6

50日移動平均線:大事です!おそらく今からお話しする内容は、ネットのサイトや、証券会社の解説には書いてないと思います。でもこれに関する知識は是非吸収して下さい!

米国では50日移動平均線は非常に重要で、理由は投資家が最も注目、利用する移動平均線だからです。
50日移動平均線から株価がどのくらい離れているか?これを”乖離”と言います。例えばラフに言いますと100ドルの50日移動平均線から10%上に株価(この場合110ドルの株価)があるとき

プラス10%上方乖離している。

と表現します。また90ドルにあるときは、逆にマイナス10%下方乖離していると表現できます。

⭐️株価は各種移動平均線に近付こうとする性質があります。
ですので、大きな乖離が見られている場合は
”短期的に上昇して移動平均線に近付きそうだ。
あるいは下落して移動平均線に近づきそうだ。”
というある程度の、予測の目安にはなります。

🌸ところがです。米国ではちょっと変わった切り口があります。この切り口は、主に優良株または最高品質株の”上昇トレンド時のみ”に利用されます。

未来において、私のポストで学んでいただいた多くの学習意欲の高い人達は、下降トレンドでの50日移動平均線のお世話になることはまず無いでしょう。何故かって?Market in corectionの警報により、皆さん行動しているからです。なのでここでは、個別株上昇トレンドと50日移動平均線の関係中心に、お話しします。

🌸上昇トレンドでは、最高品質株は常に25日及び50日移動平均線の上にあります。株価の性質として移動平均線に近付こうとする性質があります。下落時、まず25日線が防衛ラインとして機能。これを下値抵抗線と呼びます。25日移動平均線を割り込むことは、しばしば起きます。

⭐️しかし50日移動平均線を、大幅に割り込むことは滅多に無いのです。
⭐️50日線は通常最強の下値抵抗線になり、最高品質株はそのほとんどが、リバウンドし再度上昇に向かいます。

⭐️50日移動平均線のハッキリとした割り込みが、3回目、ないし4回目でリバウンドに失敗したら、最高品質株といえど、利益確定売りの準備をする必要があります
相場全体はやがて下落に向かいます。上昇後期には機関投資家が売却を始めていることは、以前お話ししました。最高品質株は相場に1〜3週間先行して株価が動くことも以前解説しました。したがってこの現象は、 上昇相場の最初の警報の可能性があります。

⭐️覚えておいて下さい。50日移動平均線を割り込んだ現象が3ないし4回起きたら、要注意なんです。以下のように解釈します。
最高品質株が下落に向かう最初の兆候。
相場全体が下落に向かう最初の兆候。
これは最高品質株のみに起こる現象で、凡庸な株や低位株には適応できません。こうしたダメ株は年中50日移動平均線を、行ったり来たりですので。

🌸もう一つの50日移動平均線の利用法。
いよいよ相場全体が下落を始め、Market in corectionの警報に皆売り準備体制となります。

⭐️空売り連中の目は輝き始めます。
ではどのポイントから始めるのでしょうか?

答え:空売り筋の活動は、下方トレンドにある50日移動平均線を4回割り込んだ辺りで始まります。これはバカなナンピングループがお客様です。
彼ら空売り筋は、50日移動平均線が確実に下降トレンドに乗ったのを確認し、その後50日移動平均線の割こみのタイミングを見て動き始めます。

ある意味、これも一つの50日移動平均線の利用法です。
でも皆さん、高ROE株への空売りは、絶対にしないこと!
失敗しますから。これ、鉄則ですよ!

REDFORDさん(24/3/4)


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