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愛犬短歌

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犬と暮らしてきた日々のこと、自由な短歌にしてみました。 犬を飼ってきた人には懐かしく、犬を飼いたい人には空気感を伝えられるような短歌になれば幸いです。
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2022年10月の記事一覧

好物を用意する午後4時~愛犬短歌(57)~

好物を 温めている秋の午後四時 起きてこぬ犬の 背はみかん色 (以前だったら、大好きなお肉…

行っておいで~広い草地にて

~愛犬短歌(56)~ 1歳の時と 変わらぬ丸い目 振り返る 「行っておいで」と 群れの中へ送る …

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息ひそめ ~愛犬短歌(55)~

目が覚めて 重なりし脚の可愛さに そっと息ひそめ カメラに収める

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息の吸い吐き~愛犬短歌(54)~

叩きつける 雨音に小刻みに 震える胴体 両腕に抱いて 床で眠る日 はなと今日もふたり。 外は…

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歯磨きの姿 ~愛犬短歌(53)~

両脇を  抱きかかえられ   童子のように    歯ブラシを見つめる     愛しい老犬(画…

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