マガジンのカバー画像

愛犬短歌

71
犬と暮らしてきた日々のこと、自由な短歌にしてみました。 犬を飼ってきた人には懐かしく、犬を飼いたい人には空気感を伝えられるような短歌になれば幸いです。
運営しているクリエイター

2022年8月の記事一覧

花と木と ~愛犬短歌(49)~

気づかずに 通り過ぎていた長年を 犬と取り戻す 花木愛でる心 (犬とのんびり歩くうちに、…

10

乗り越えて ~愛犬短歌(48)~

盆過ぎて  カナカナ聞きつつ   「この夏も    よく越えたねと」     耳の後ろを撫で…

5

若返る ~愛犬短歌(47)~

缶ジュース  四半世紀も久しい味   ふたりで若返りたくて    空見つつ飲み干す (普段…

3

頼り頼られ ~愛犬短歌(46)~

雨雷  震える犬を撫でる時   頼られる幸せ    受け取る台風の日 (うちのおとーちゃん…

3

ぎこちなく ~(愛犬短歌45)~

ぎこちなく  父母の声にこちら向く   12歳の夏    ただひたすらに愛しく 愛犬はな、12…

6