建築豆知識『注文住宅の知っておきたい品質基準』 木工事④

筋違い耐力壁

位置・寸法・方向

設計図書により筋違い寸法・取付位置・取付方向等を確認する。

注意事項
〇筋違いの欠損の禁止(必ず間柱側を切欠く事)
〇間柱の交差部は正面又は側面からN75釘×2本打ちとすることが好ましい
〇筋違いの釘打ちを行った際に割れが生じた場合は取り換えを行う。
〇筋違いの節についての取り決めはないですが15~20㎜の節抜けがある場合は取り換えを行う。

筋違いプレート

筋違いプレートはZマーク、Sマーク、Dマーク及び認定品(同等金物・性能金物)を使用する。

筋違いプレートの留め付け方法

筋違いプレートの留め付けは柱と筋違いを固定する。
但しメーカー認定品等で柱と筋違い2箇所固定の場合は横架材への固定に注意する。
プレートビスは柱・筋違いに垂直に打ち付け、柱背割れなどに耐力上弱くなるところに取り付けることは避けるべき。
梁成が100㎜以上の差がある場合金物が柱にとりつかない場合があるため注意が必要。


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