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砂漠で道に迷った人に「自然って大事ですよ」って言っても伝わらない話

時は2012年のデブサミ

当時、会場で藤原さんの話を聞きながら、組織を変えたかったしアジャイルの実践とはどんなもんかと考えていたものです。


思い出した話は10年経っても何ら変わっていなかった

P34 「砂漠で道に迷った人に「自然って大事ですよ」って言っても伝わらない

ふと頭をよぎったので久しぶりに↑のスライドを見直してみて、そうそう砂漠だよここは砂漠だった、現場は常に忙しい。 必要なのは魚や水であって、釣りの仕方も自然の大切さも何の意味も持っていないんだった。

良し悪しの議論は別ですが、すでにそうなっている状況において意味をなさない話というのはよくあることです。(よくあってほしくないけど)

なにより、目の前にいる人が砂漠にいるように見えたとしても、よくよくふりかえったら自分も砂漠にいて、今じゃないって話を延々と話し続ける無意味な人になっていたりする。 違う、今じゃない。


現場を理解し、ビジネスも理解し、双方同じ目的に向かわなければ成功はないのに、気づくと理想を押し付け、できないことを要求し、正論で戦う戦士になっていだろうか。


自分も、違う砂漠で自分の死を顧みずに自然を説く人になってしまう


ふりかえりして自己点検しよう

理想を掲げるのは大事だ
だが理想だけでは解決しないことがたくさんある

向かいたい先はどこなのか?状況を客観視するために伴走者となろう
共にゴールを目指し砂漠を抜けるには、口だけでなく行動で示すんだぞ

自然の尊さを知りそれを語るのはその後だ

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