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チームとプロダクトとプロジェクト

この記事はギルドワークスのアドベントカレンダーの13日目です。

ギルドワークスの中の人でもギルドでもなく、今のチーム活動に対して多くの支援を受けている関係でお誘いいただきました。 ありがとうございます。

そう言えば昨年は勢い余ってTAGのアドベントカレンダーに3日間連投してました(/・ω・)/
(むしろ今年は何もできなくて申し訳ないです)


あれから1年、チームのその後についてさらっとふりかえってみたいと思います。

Y(やったこと)

今年初めは、チームは大きな混乱もなく、スクラム由来の進め方で多くの学びを得ながらチーム活動を優先して進めてきました。

昨今の流行りではアンラーニングというか、固定概念を取り払うというか新しいチームの価値観に慣れてもらうことを優先しているイメージ

意思決定が弱いという弱点はあるものの、全員初めてのチームなので徐々に慣れてもらうしかないところ。
ギルドワークスさんの支援により、チームの立ち上げから徐々にシフトアップできてきている状況でした。

チームってすてき。(*´з`)


第三者が話を聞いてくれるというのはかなり安心感が強いと感じます。 チームだけですべての問題を解決したり、客観的に見ていくのは難しいので、社内でスクラムマスターを用意するより有用なのではないかと思いました。

学びが多いほど、チームは活性化されて、より前向きな意欲を生むというか毎日を楽しく過ごせると感じます。 そこには社外の刺激も必要で、外に出て社内や一人では得られない学びを得ていく必要があります。 どんなことでもプラスに捉え、自分たちで考えて実行できる力を持つことはとにかく大事。

学びの多さが自分たちの成長につながっていることを実感してもらうことでチームはチームとしての形を整えていけると思います。



W(わかったこと)

とにかく早く小さく失敗しろとか、経験主義を浸透させるのは難しいです。 行動するためのモチベーション維持やポジティブシンキング、プラス思考を維持しようと考えると、従来の仕事の仕方に慣れている人ほど難しいです。 スイッチできない・・・・

指示を待つのは楽だし、リスクもないし、みんなで仲良く仕事できたらいいのかもしれませんが、望むのはコンフォートゾーンにいるゆでガエルではなく、もっとチャレンジするエンジニアチームです。 新しいことを楽しいと感じ、失敗を失敗と捉えない(うまくいかない方法を学んだ)思考を身に着けていく必要があります。

ふりかえりが苦手な傾向があるので、これをうまく回せるかどうかが、チームとしての学びの質を上げていくポイントになっています。


夏ごろには要件定義も終えて開発合宿しようぜ!という、プロダクトをより意識した作り手としての勢いだったのですがこのあたりから徐々に雲行きが怪しくなってきます(´-ω-`)


いわゆるメテオフォールの発生・・・


なすすべなく崩れ落ちるこれまでの作業・・・
原因はあちこちにありますが、他責での問題発生に飲み込まれた感じです。(おかげさまで年末はサバイバルモード)


チームと、良いものを作りたい(そのためのチームだ)というところまでは自分たちとして問題ないものの、プロジェクトという枠組みに翻弄されている感じはあります。 理解しようと努力することなく、自分の価値観を押し付けてくる(それが組織だ、会社だという)はげちゃびん問題やメテオたちにあがらうすべもなく・・・(今塹壕


利害関係者すべてが同じ方向を向く難しさはこの1年で身に染みているところです。
チームの外側からの影響、時間で働く人たちや、人月神話の中の人、目的を共にしないはげちゃびんたち、、たくさんの課題と問題を投下されて、たくさんのことを考える機会となりました。

どれだけよいチームになって仕事のやり方を改善しても、プロダクトとしてとにかく良いものを提供したいと考えても、それを一瞬で阻害する問題は山のようにあります。 これらのかわし方を来年は勉強せねばなぁと感じた1年でした。



T(つぎにやること)

それでも

だとしても

自分たちの芯を崩さず、一人では成しえない成果を出すべくチームであり続ける。

ひとりひとりが考えて行動すること、避けられない外的要因があったとしても、レジリエンスを高めていきたい。


受託は逆境が多いです。
それでも楽しく仕事することはできるし、成果を出すことも成長することもできます。 その多くをチームで乗り越えていくことで、エンジニアとしても未来を切り開いていけるはず。

来年は今年学んだことをより実践形式に落とし込んで飛躍していきたいと思います。


そして、そんな我々にも多大な支援をしてくださる、ギルドワークスの中村さん(現場コーチ)や代表の市谷さんにはいつも勇気づけられています。

どんな具体策よりも、思いや言葉の重さ、その安心感がチームにとってプラスなのかもしれません。 いつもありがとうございます。


そんな私たちのチームは、プロジェクトの問題をやっつけて顧客のビジネスに価値を与えるプロダクトをつくるために、鬼も笑う再来年のリリースに向けて走っていきます。(遠っ

来年はもっと加速していこう。



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