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自分の記憶をたどる旅

つい先日投稿した旅の一日目、名古屋で過ごした記録を書きます。
(書きたいテーマが少し異なるので、同じ旅の行程ですが分けることにしました。長文注意)

今回の名古屋・京都・大阪のきっかけは、なんと言ってもゴスペラーズ坂ツアー2022@名古屋に参加する!ということ(あれよあれよとてんこ盛りになったのは認める)。今もツアー中なのでライブのネタバレ無しで書いていきます。

ツアー日程が発表されたとき、そろそろ世の中落ち着いてくるかな?と半ば願掛けのような気持ちで単独遠征を申し込みました。この段階で「もし無事行けることになったら」とお声かけしたのが名古屋在住の比奈優里先生です。

先生に初めてお会いしたのは、南阿佐ヶ谷にあったウラナイトナカイさんの閉店迫ったイベントの場でした。
お会いしたのはその時だけなのですが、審神者業(刀剣乱舞)で「誰を極めに出したら良いか」とか「刀ステのアレは絶対ネタバレ回避で観て欲しい」など多々お世話になっておりまして、距離やリアルでお会いした回数なんて頭の中からポーンと飛んでおりました。
旅の前日になって「お会いするのは数年ぶり2度目じゃないか」と気がついた程です。

名古屋旅が迫った頃、新幹線の時間をお伝えする際に送り付けたのが、名古屋の旅のしおりです(笑)

予定は未定状態のしおり

本当にざっくりとした行程表ですが、この先はどうするのか?が明確な方がお互い安心な時もあるので今回はそうさせていただいたのです。
この段階で「ひつまぶしは絶対食べようと思っています」と比奈先生に相談。とはいえ、2人揃って所謂おとな一人前を完食するのは難しく思えたところに出会ったのが「うなぎの しら河」さんでした。なんとこちら、ミニひつまぶしが存在します。全部食べたらスイーツ入らないなとか、残すのは嫌だな〜という人にもオススメしたい。

ですが、この段階で既に週末のランチは予約でいっぱい。あとは当日に整理券を貰って入店するスタイルだけが残されました。ここで先生から「当日少し早く行きますね!」と仰っていただき、画面のこちら側で平伏したのは本当の話です。
そして、あれよあれよと当日。新幹線の車内で「整理券1番でした」と比奈先生から連絡をいただき、さらに恐縮しましたが、本当にこれが良かったんです。店の混雑具合や移動時のお天気など、様々なことがタイミングよく「これが比奈先生マジックや……」と思うこと多々。
そして、しら河さんで頂いたミニひつまぶしがこちらです✨

しら河さんのミニひつまぶし

もうね、本当にひと口頬張った瞬間にウマー!って声に出したかったんですよ。出来ないのでジタバタしましたけれど。カリッとふわっとが同時にやってくるし、温かいご飯の上にタレをまとった鰻の優勝感。
ひつまぶしは①そのまま食べる②薬味を乗せて食べる③出汁又はお茶をかけてサラサラと食べるという順で進むのですが、①→②→③→②になるように4分割していただきました。薬味と山葵を乗せたのが一番好み。

\美味しかった〜/とお店を出て移動した先は熱田神宮です。
今回の記事のタイトルに「記憶をたどる旅」と付けたのは、名古屋には以前にも伺ったことがあり、お店は違えど前回と同じようなルートで行動をしたから。
とはいえ前回の名古屋旅は恐らく10年以上前のこと。
名古屋駅のあたりもだいぶ変わったし、熱田神宮境内も変わっておりました。

新旧を楽しめるのも、また同じ場所を訪れる楽しみの一つです。今回は昨年新しく出来た「剣の宝庫 草薙館」にお邪魔致しました。真柄大太刀(太郎太刀、次郎太刀)をじっくり拝見できるし、宝物の刀を月ごとに入れ替えて展示もしています。そして、「主よ、はたして私を扱えますか?」というセリフがあるほど、長く重さのある2振りを持ち上げる体験コーナーが併設されているのです。

こちらは太郎太刀

足もだいぶ踏ん張り、腰を気遣いながらの私の姿です(笑)
落下防止用のコードの長さのおかげでもありましたが太郎太刀の方が持ち上がった気がしました。でも本来の刀の構えではありません。
御籤は中吉、ありがたい内容でした✨

この日の近侍は同田貫正国(ぬい)さん

雨は降ったりやんだりでしたが、熱田神宮の森が水気を帯びてしっとり、神秘的な感じになっていました。
このあとは次の予定まで熱田会館の喫茶スペースでトークタイム。

疲れを癒すクリームソーダ

熱田神宮を出たところで比奈先生とはお別れ。
本当にお世話になりました!

私は歩いて名古屋国際展示場へ。約25分の初めての道は地図を見ながらでしたが楽しかったです。
会場では他県から来た友人とこれまた何年ぶりかに再会、お互い元気で何よりだ〜とエアーハグ。
(ライブ後の夜、ディナーの場にもお呼ばれしていい夜になりました)

ネタバレはしませんが、ゴスペラーズファンになって二十うん年。曲の数だけ思い入れや思い出があります。
なによりも、またライブが見れたこと、発声はできないけれど立ち上がり身体を揺らしたり手拍子できる喜び。何だか色んなものがあいまって、気が付けば幾度となく目がべしょべしょになるくらい泣きました。
溜まっていたものも少しはデトックス出来たのでしょう。翌日はスッキリして京都・東大阪を楽しみましたとさ。

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