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「言語化」という、抽象的だけど、大切な話 今回は抽象的な話になりそうですが、「ウンウン」とうなずいていただけるのではないかと思う内容になっています。そして、無意識ながらに現場のみなさんが「これは大事だ」と思っておられることでもないかな?と思うことを話します。 抽象的すぎる内容なので、まずは、最初にいくつかの具体例をみていきましょう。今回は具体例1つ目です。 具体例A: 「ショック」と認識できるか? みなさんは「ショック」というと、どんなイメージが湧きますか? ①医
読みやすいしまとまっている! 「LIFE SPAN」でブームになった長寿メソッド。しかし、「LIFE SPAN」は洋書ならではの読みにくさがありました。本書は読みやすい。 比較するのはおかしいかもしれないけど、LIFE SPANのように、一般的に入手困難なメトホルミンや、それほどエビデンスの蓄積されていないNMNなどのサプリが存在感を持って書かれているわけではない(そのせいか、なぜか、あの本は「NMNを宣伝した本」みたいな認識のされ方をしています)です。 また、一
前回の記事、 で、冠動脈の走行や、心臓のど真ん中にある大事な骨格構造のイメージはつかめましたか?実は、この心臓の「骨格」の中にもうひとつ書き加えて欲しい構造物がひとつあります。何でしょうか? さあ、この絵を見てください。違いに気づきますか?冠動脈の付け根に「もう一つ弁がある」ことに気づきましたか? 「心臓の骨格」の中にある「大動脈弁」と 「心臓の骨格」からずれている「肺動脈弁」 大動脈弁の当たりから、左右の冠動脈が分岐していることはご存じですよね?ということは、上図