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初心者がワインを系統立てて知るための最適な方法は?

質問

ワイン初心者です。

ワインの種類などをある程度把握するには、どういったものを飲めばいいでしょうか。

少し調べてでてきたのが、
アルパカなど安いチリワイン、新世界ワインを、ブドウの品種毎に飲んでみる、というものでした
そこで気に入ったブドウ品種の、今度はもう少しお高いワインに手を出していくというものです。
この方法でよいでしょうか。


また、適当に何本か飲んだことはあるのですが、
赤は渋かったので、渋くない赤を飲んでみたいのですが。
漫画の影響でモンペラのみましたがクイーンは流れませんでした。

私の回答

よく調べられていて、非常に系統立てられたよい道筋だと思います。

ではなぜ新世界のワインがよいかというと、新世界のワインはラベルにブドウ品種名が記載されていることが多いからです。

また、国際品種と呼ばれる主にフランスを原産としたものが、新世界では比較的リーズナブルに味わえるものが多く、さらに一つのワイナリーが複数のブドウ品種で品種名を冠したワインを作っていることが多いのも利点です。

例えば、チリのコノスルというワイナリーの「ビシクレタ」シリーズは、価格もさながらラインナップも豊富で、さらに品種の特徴がよく表れている素晴らしいシリーズです。複数本がセットになっているものも多く販売されていますので、そちらを購入して一本ずつ試してみるというのがよいでしょう。

そして、その次は気に入った品種があったら、その品種はどこの国地域が名産地なのかを調べ、その土地のものを試してみるのがよいでしょう。

例えばカベルネ・ソーヴィニヨンが気に入ったら、その名産地はどこかを調べ、フランス・ボルドーやアメリカ・カリフォルニアが名産地だと分かったらそれらの地域のワインを試してみて、今度はボルドーとカリフォルニアでどちらが好みか調べ、さらに深堀していくといった具合です。

ただしこの方法は、フランス原産の国際品種の場合にのみあてはまることです。もう一つの方法として、国ごとの特徴を追ってゆくという方法があります。

先述の「国際品種」とは別に、ワイン用のブドウには「地場品種」という、その国地域に固有の品種も存在します。

国際品種を深堀してゆく方法ですと、フランスワインを中心に網羅してゆくことになりますが、国地域ごとに大別して深堀してゆく方法ですと、イタリアやスペインなど、世界的な広まりはないけれどワインの世界全体としては大きな位置づけを占めるブドウを知ることができるので、おススメです。

さらに、一つの品種を深堀してゆく方法に比べると、結果的にリーズナブルで抑えることができるので、その点でもおススメです。

最後に、漫画のような描写はあくまでイメージですので、出てこないからと言って気にする必要は全くありません。

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