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ワインエキスパートの取得に向けて

質問

『ワインエキスパート』について。
ワインについては飲むのが好きなたけで、
知識は全くの素人ですが、
ワインエキスパートの取得を目指したいと思っています。
その場合どのような進め方が

よいかお教え願います。

・ワイン検定のブロンズ→シルバー→ワインエキスパートの順がいいのか?
・ワイン検定からのほうがよいのであれば、ワイン検定もスクールに通うほうがいいのか?又は独学でいいのか?
・ワイン検定は取得せずにワインエキスパートからでいいのか?

など、アドバイス頂けると幸いです。
よろしくお願い致します。

私の回答

この質問を額面通り、ワインエキスパート資格を取得するための最短ルートはどうすればよいかという風に捉えるのなら、

ワイン検定ブロンズ→シルバーを学び、ワインエキスパートの順で狙うのが、体系的に学べるのでおススメ。

そしてワインスクールに通うべきか否かですが、メリットデメリットあるので、それぞれ列記します。

メリット
資格試験を知り尽くしたプロがポイントを絞って教えてくれる
・体系的にテイスティングをする機会がある
・周囲に試験合格に向けて切磋琢磨できる仲間がいる

デメリット
・決して安くない授業料がかかる
・自身の都合に関わらず、授業時間は決まっているため拘束される

以上が挙げられます。結論として、カリキュラムに沿って講義を受け、その復習をきっちりと時間を確保して行えるのなら、ワインスクールへ行く方が合格への近道となります。

しかし、ワインエキスパートの一次試験はほぼ暗記テストと言っても差し支えないので、一次対策は独学で行い、直前に行われる二次対策のみスクールを利用するというのが経済性の観点からすれば最もコスパが良いといえます。

ここからは個人的な見解ですが、単純にワインの知識を身に付けたい、純粋にワインを楽しみたいというだけなら、ワインエキスパートの資格は必要無いと考えます。

試験勉強に費やす時間とお金を、レストランで食事とワインを楽しむ時間に費やしたり、ワイン産地に旅行に行ったりする方がワインにまつわる個人的資産として体内に蓄積される、そう思ってます。

また、同じワインに関する知識を身を付けるには、WSETを受験するという手もあります。ワインエキスパート試験と比べて、重箱の隅をつつくような知識は少なく、全世界のワインとワインの周辺について体系的に学べますが、上位レベルになると英語でしか受けられないというデメリットもあります。

いずれにせよ、何を目的としてワインの知識を得るのかによって、受験するしないを決めるべきだと、私は思います。



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