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『あの川のほとりで』ジョン・アーヴィング

ジョン・アーヴィングの12作目の長編小説です。
コックである父親の愛人を熊と間違って殺してしまった主人公が、父親と逃亡するというのが、この作品のあらすじです。

ジョン・アーヴィングの作品を読むたびに死や突然の不条理な出来事が誰もに降りかかりうことについて考えさせられてしまいます。私たちは、そうした不安定な世界の中で生きているのだと、彼の作品と通して、僕は向き合うことが多いです。

アーヴィングの他の作品同様に、『あの川のほとりで』においても、多様な魅力あるキャラクターが登場します。読者として親しみや好感を覚えた彼らが死に直面するのは、ショックなところはありますが、こういう状況・感情に出会えるからアーヴィングの作品を読み続けているのかもしれません。
そして、アーヴィングの作品を読んだ経験がどこかで他者に優しくできる力になったらと思います。


ジョン・アーヴィング_また会う日まで


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