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『説得』ジェイン・オースティン

イギリスの女性作家ジェイン・オースティン。
『説得』は、彼女が最後に書いた長編小説になります。

オースティンの長編小説をカズオ・イシグロや村上春樹が評価されており、昨年の夏から僕も彼女の長編小説(計6作品)を読み始め、『説得』は残る最後の1冊でした。どの作品(計6作品)も男女の恋愛・結婚を描いていますが、主人公のヒロインの性格・状況は異なるように設定されています。

『説得』のヒロインのアンは、准男爵の27歳の娘で、8年前に周囲の反対に従って海軍軍人の青年との結婚をあきらめて彼のことを忘れられずに独身でいます。そして彼女が、ひょんなことからこの青年と再会することになる、、というあらすじです。

オースティンの小説は読みやすいので、海外文学を読んだことがない人や読むのをチャレンジしてみたい人には、おススメです。テーマが恋愛というのもあり、ストーリーも入ってきやすいです。
彼女の作品の中だと、やはり代表作の「高慢と偏見」から読んでみるのがいいかなと思います。僕も長編作品6つを読んでみて、「高慢と偏見」が一番好きです。物語の展開に魅了されて、話の続きがどうなっていくのかすごく気になりました。


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