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(書評)脳が強くなる食事を読んだ(最強へ)

2日で読破した。
私が知っている内容が8割ぐらいはあった感じがする。(このnoteにも同じような記事がたくさんある)

損したということは一切ない。知っていることが書かれていると安心するからだ。プログラミングもそうだが入門書を3冊読んで同じことが書いてあると信じることができる。(もちろんプログラムの場合は、実行すれば直ぐに結果が出てくるから信用も何もないのだが。)

健康に関していうと、プログラミングとは違って話がややこしい。
「最新研究では~」とか「マウスの実験で~」という言葉がよく出る。そして、人体での結果がすぐには出ない。
○○を食べると良いと言われて食べたところで翌日から健康になるわけではないのだ。ある程度の期間続けていないと効果がない。それに健康に対して意識高い人はあれもこれも同時にやってしまうから何が効果があったのかがいまいち分からないことも多い。

とはいえ、書いてあることは正しいように思う。
基本的に、「食事、睡眠、運動」の最適化が書いてあるからだ。タイトルは食事と書いてあるが、それ以外の話も書いてある。例えばサウナの効果などの情報もくれる。

* 結局、少食+運動+睡眠

結局のところ、プチ断食(16時間食べない)とか、少食とか、糖質制限の話が多かった印象だ。食べて良いもの、食べてはいけないものも書いてある。
インスリンだとかビタミン○○だとかそういう詳しい話が出てくるが一般人が読んでも覚えられないと思うので、やるべきこととやってはいけないことさえ分かればいいだろう。

* 老化もボケも肥満も対策がある

顔のシワが増えてきたとか、頭がボケてきたとか、太ってきたというのは中年にありがちかもしれない。でもそういうのは食べ物や運動、睡眠を最適化することで対応できる。いつまでも若々しい人というのは食べ物に気を付けていることは間違いない。知っている人は、バカみたいにアイスクリームを食べたり砂糖たっぷりのジュースを飲んだりはしないのだ。少し値段が高いがグラスフィッドビーフや栄養価の高い卵を食べている。

「そんな金ないよ」という声もあるかもしれないが老後病院に通って薬を飲む生活になるよりはマシな気がする。どうせ金なんか死んだら天国に持っていけないんでね。

また子供がいる人は親の責任もあるだろうと思う。子供は無知だから親が与えた物を食べるしかない。砂糖たっぷりのお菓子やジュースを毎日のように食べていれば太るに決まっているし学校の勉強もできないだろう。

* まとめ

分厚く読みごたえのある本だ。2000円で買えると思えばかなり安いと思う。(私は図書館で借りたけど😋)
仕事がうまくいかないとか、ダイエットに失敗するといった人は単に知識が足りないだけだ。こういう本を読んで人間のパフォーマンスを最大にすれば仕事も遊びも楽しくなるだろう。特に30歳を過ぎてくると無理が効かない身体になるだろうから、知識を得て行動を変える必要があると思う。

ちゃんと科学的に正しいことをやらずに気合とか雰囲気だけでやっても効果がないことを知り1から勉強するにはいい本だと思う。

また親がボケたりしてきている人もいいだろう。なぜボケるのか、ボケを止めることはできないのかという話もふんだんに盛り込まれている。