「思わずクリックしたくなる バナーデザインのきほん」──読んで良かった書籍
2022年2月9日に刊行された「思わずクリックしたくなる バナーデザインのきほん」(カトウ ヒカル、インプレス)を購入して読みました。大変面白かったです。ありがとうございます!
公式サイトにも書かれてますが、私も「ありそうでなかった」書籍だなと思いました。企画の勝利。タイトルを見てピンと来て、目次をざっと眺めたら、すぐに購入(Kindle版)しました。
内容は、バナーデザインの基本となる8つのポイントをPART1で紹介し、残りのPART2〜7で応用テクニックを紹介するという構成になっています。
私が良いなと思ったのは、いわゆる「Before/After」形式で説明しているところ。実例があることで(特にBeforeの)、どこにポイントがあるのか分かりやすいと感じました。
中には、文脈なしにBeforeを見せられたら「これでも悪くないんじゃない?」と思っちゃうような例もありますが、Afterがちゃんと提示されることで、違い(=バナー制作で気をつけるポイント)が一目瞭然。
書籍制作側の目線で言うと、これだけたくさんのBefore/Afterを作るのは、かなり大変だったのでは。本文レイアウトもシンプルで、文章量も抑えられているので、さらっと読みやすいですが、作る側としては、かなりの労作だと見ました。
付録として「デザイン納品前のチェック項目」(一覧表)と「バナー配色手帳」(色の組み合わせ見本)が付いています。Kindle版では、最後のほうに掲載されています(書籍内に記載のURLより、PDFとしてダウンロードできるようです)。こういうのも、気が利いてますね。
さらっと読めてしまいますが、ひとつひとつのポイントを血肉化するまで、この本を繰り返し参照することになりそうです。ありがとうございます!
《Postscript》
「コンテンツの黄金サイクル」が広がるといいな、の小さなステップとしてアウトプットを続けています。
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