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身近に感じると受け入れやすい──読んで良かった(2022年1月25日版)

最近読んで良かったものを徒然なるままに挙げてみます。どれも大変面白かったです。著作に関わられた皆さん、そして、これらの存在に気づかせてくれた皆さん、ありがとうございます!

■ tech

◎ Microsoft's Free and Open Source Software Fund (FOSS Fund)

Microsoftが行っているFLOSSプロジェクトへの支援プログラム「FOSS Fund」の話。社員からの推薦で、毎月、支援先プロジェクトを選んでる。素晴らしい取り組み。名称を「Free and Open Source Software」としているのも「分かってる」感。

2021年には、「OpenStreetMap」や「QEMU」にも支援が行われてる。素晴らしい。

◎ 「マイクロサービスは銀の弾丸じゃない」メルカリ・グリーCTOがエンジニア組織拡大期に得た学びと苦悩【若狭建×藤本真樹】

メルカリとグリーのCTO対談。タイトルから想像される内容とは別の面でも、たくさんの学びがある貴重な話がたくさん。

藤本:エンジニアリングチームにコンスタントに一定の人数が入ってきていた時は、「ブートキャンプチーム」というものを作っていました。
入社したら一定期間そのチームに入って、課題をやったりグリーならではのローカルな開発方法を学んだりするんです。求める基準をクリアできたら卒業。そこで同期のような仲間もできるわけです。

(記事より)

とか、

藤本:僕はゼロから何かを作るより、既にあるものを上手に良くしていくっていう方が単純に難しいと思うんですよ。「より難しい問題を解けた方がうれしくない?」っていうのは、個人的には感じますね。

ちょっとしたアプリを作るって話なら究極一人でもできるけど、10年動いているソフトウエアをさらに10年動かすためにはどうしたらいいかを考えるのって、エンジニアとしては大事なことだし、すごく難しいことだと思う。

若狭:それこそ、本当のエンジニアリングですよね。

(記事より)

とか。

◎ 面白い課題を解決したいソフトウェアエンジニアへ ── 複数の専門性が交わるところで「今できないこと」をやる

田籠さん(@tagomoris)がご自身のキャリアを振り返る記事。

複数の専門性の境界上にある課題を手掛けられる人は多くありません。これは当然のことです。そして境界線上にあるものほど、さまざまなことを考える必要があり、広い範囲に影響のある面白い課題である可能性が高いのです。これもまた当然ではないでしょうか。

(記事より)

田籠さんならではの視点が随所にあって、面白く読みました。

■ Others

◎ 2021年買ってよかったもの

「買ってよかったもの」というテーマは、1つ1つ製品レビュー的な記事として読んでも面白いんだけど、1年単位でまとまってると、それはそれで新しい面白さがありますね。全体として製品の「振れ幅」が分かったり、関連してこれも買ったのねと想像できたりして。

私は「マジックアーム(ビデオカメラをWebカメラにするセット②)」が気になりました。参考になる。ありがとうございます!


《Postscript》
コンテンツの黄金サイクル」が広がるといいな、の小さなステップとしてアウトプットを続けています。


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