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EOS-R5、EOS-R6は、かなり改善されてた

先日、品川のキャノンプラザSでEOS-R5、EOS-R6を触ってきました。

感染防止のため、完全予約制で限られた時間ですが、EOS-R5とEOS-R6の両方を確認できました。

キャノンプラザSに着いて受付を済ませると、EOS-R5とEOS-R6が1台つづ置かれており、それが、3セットありました。つまり、15分の枠に、3名が同時に試すことができるようになっていました。
これまでのやり方だと、EOS-R5とEOS-R6は個別に試すような形だったと思いますが、感染防止策で1回づつアルコール消毒するため、R5もR6も同時に試すことができました。両方の違いを比べられるので良かったです。

さらに、その日は予約キャンセルが多かったらしく、15分間のところを30分間に時間延長してもらえました(^^)


【重量】

EOS-R5とEOS-R6は、50g程度しか違いがないですが、EOS-R5を持った後に、EOS-R6を持つと、お、軽いって感じます。
数値の50gは、大したことがないと思ってましたが、実物を持つと分ります。
レフ機と比べて明らかに軽いので、ミラーレスのいい点ですね。


【EVFの反応速度】

2年前、EOS-Rの購入を見送った原因となったは、EVFの反応速度と、撮影後のフリーズしているように反応が遅いというところでした。

シャッターを押したあと、EOS-Rは暗くなる時間があったのですが、EOS-R5、EOS-R6ともにEVFは表示されてました。
ONE SHOTで何度もシャッターを押しても、レフ機のように撮れます。

EVFの応答遅れですが、カメラを上下左右に振っても応答遅れがわからないぐらいでした。
F1を横から撮るとどうなるかはわかりませんが、飛んでいる鳥や鉄道を撮るぐらいは問題なさそうでした。

EOS-R5とEOS-R6でEVFの応答速度がどれぐらい違うかを試すため、左手にR5、右手にR6を持ち、両方のカメラを上下左右に振ってみましたが、微小な応答速度の差がありますが、どっちが応答速度が遅いのか?程度の差しかありませんでした。

R6は価格が安いのに、よく作りこまれた印象です、


【動画メニュー】

EOS-R5とEOS-R6のMenuが異なってました。
撮影に関するメニューが、R5は8画面、R6は9画面あり、R6のほうが1画面く、それは動画の設定でした。

質問したところ、R5とR6で、動画の考え方が違うようです。
R6はモードダイヤルで動画に切り替えてもメニュー内容が変わらないのですが、R5はモードボタン+Infoボタンで動画に切り替えると、メニューの内容が変わる設計になってました。

熱問題ですが、R5、R6ともに、メニューに熱発生を軽減させるための設定がありました。単純に軽減のON/OFFだけですが、当然キャノンは、何らかの対策を織り込んでいるようです。
ファームウェアで熱発生を抑えられるってことは、今後改善されるのではと期待できます。


【動画の切り出し】

EOS-R5で確認したかったのが、動画の切り出し機能です。
EOS-1DXMark2で、この機能を知ってから欲しかった機能です。

フルHDで撮影したデータからは、切り出しはできないとのことですが、4K、8Kでは再生ボタンを押し、イイところで画像を止めて切り出しが行えました。
切り出し画像はRAWではありませんが、30コマ連写として十分使えます。


【手振れ補正】

8段の手振れ補正をうたってますが、RF100-500のレンズで6段の手振れ補正の実力を試してみました。

焦点距離を500mmにして、シャッター速度を遅くしていき、背面液晶で拡大せずに明らかに手振れしているのが、どれぐらいのシャッター速度でわかるかを試してみました。

なんと、手持ちでシャッター速度1秒までいけました。
映像を拡大すると確実にブレていると思いますが、思った以上に手振れ補正が効きます。

EFレンズの手振れ補正について質問したところ、5軸補正は機能するとのことですが、協調制御はしないので、EFレンズ自体の手振れ補正が支配的とのこと。
確かに、RFレンズは通信速度もビット数もEFレンズから拡張されてますから、協調制御はRFレンズの特典ですね。(高いだけのことはある...)


【まとめ】

EOS-Rで不満に思っていたところが、全て改善されてました。
EOS-R6は、機能や性能からすると、とてもコストパフォーマンスの良いカメラだと思います。
EOS-R5は、完成度の高いカメラだと思います。(ちょっと価格も高いですが)
もう、予約が殺到しているようで、発売日には入手できない状況になっているようです。今回試してみて、当然と思います。





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