夢のような光景
いつも読んでいただき、ありがとうございます。
最近は、日が長くなり、夜明けも早くなりました。
今朝の日の出時刻は、04:46でした。
3時起きして、五老ヶ岳山頂に行ってきました。
3時起きって、早起きを通り越してますねw
今朝は、面白いシーンがいくつもあったのですが、五老ヶ岳山頂での日の出に絞って投稿します。
他の写真は、後々順番に投稿します。
今回は、4時頃から撮影開始しました。
山頂は気温15度。少し風があるので上着が無いと寒いような状態でした。
東の空は雲が多く、隙間からは朝焼けが少し覗いていました。ちょっと残念感が漂います。
でも、山頂に一番乗りです! こんな天気の日に登ってくる物好きはいないかw
東の空を見上げると、月齢28日の細い月が見えます。
5月30日は新月ですね。
400mmに×2倍のエクステンダーつけて、800mmで撮ってみました。
針のような月も美しいものです(^^)
西側の建部山(丹後富士)の向こう側は、雲海で埋まっています。
内陸部は寒暖差が大きいので雲海が発生したようです。
夜明けが近づくとともに、南風が吹き始めました。
内陸部の雲海が北へ流され始めました。
その頃、オジサンが一人登ってきて、山頂は二人だけです。
雲海の季節じゃないし、さらに曇りですから人出が少ないのは当然ですね。
北に流された雲海は、コンテナふ頭を覆っていきます。
やがて、北側にまで雲海が流れ込んできました。
雲海に埋まりそうな村。
家々と比べると、雲海のスケールが判ります。
日の出時刻 04:46が近づいて来ると、空全体が赤らみ始めます。
雲が少し厚いようです。
日の出時刻から10分ほど経過。
朝日は、厚い雲に隠れているようです。
周囲の雲が焼け始めました。
なんと! ラッキーです。
雲の隙間から朝日が顔を出しました。
薄雲がかかっているようで、いつもより赤く輝いてます。
朝日が見えたのは、1分もないぐらいでした。
早々に厚い雲に隠れてしまいました。
他人がこの写真みてもパッとしないでしょうが、私的には空の赤の滲み方が気に入ってます。
上側の隙間から日が差し込みました。
一本筋の雲が、朝日を8の字にしてます。
ソフトハーフNDで、朝日を減光して撮影してます。
完全に雲から出てしまいました。朝日が眩しく輝きます。
ハーフNDを強くしてみましたが、光が溢れて力強いです(^^)
さらに上空には、真っ黒な雲がかかっていたので、朝日が雲に隠れるとオジサンは早々に下山していきました。
黒い雲が山々と同じぐらいのトーンだったので、ミルフィーユ的写真を撮ってみました。
もう少し赤味がかっているほうが、美味しそうに見えたかもw
ミルフィーユ的写真を撮っていると、黒い雲の隙間から光芒が差し始めました。
イイ感じに海も色づいてます!
この後、1時間前には想像もしていなかった光景が広がりました。
光芒が徐々に強くなり、南風に押された雲海の切れ端が流れ込み始めました。
北の山にかかっていた低い雲が輝き始めました。
黒い雲様様です(^^)
すばらしい光芒です!これだけ広く、均一な光芒はなかなか出ません。
流れ込んだ雲海の切れ端が、立体感を出してくれてます。
赤く輝く海に、船のシルエットがポイントになってます。
想像以上の美しさです。
空を見上げると、黒い雲の隙間から、光芒が四方八方に出てます。
この雲だけでも絵になります(^^)
雲海が押し流されて、舞鶴湾を埋めました。
日の出と共に、ツバメが飛び始めました。
光芒も雲海もツバメも全部入れて撮ってみました。
ツバメって結構速いのですね。想像よりブレが大きかった。(注:ゴミではありません)
みたび朝日が差し込みました。
より強くなった光は神々しく見えました。
南風が強くなったのか、雲海がどんどんと流れ込んできます。
やがて、朝日は雲に隠れ、南風も弱まり、夢のような光景は終わりを迎えたようです。
西側を振り向くと、ほぼ同じ標高の建部山(丹後富士)が埋まるほど雲海が高くなっていました。
雲海が五老ヶ岳山頂の手前で止まってます。雲海に呑み込まれなくてツイてました。
オジサンが下山して5分後には、光景が激変しました。
自分で言うのも何ですが、私は写運があると確信しました。
何年もこの場所で撮ってますが、今回の撮影は最高でした。
天を仰ぎ見て、感謝、感謝です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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