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Virtual Interview対策と体験談

直近2年はレジデンシーマッチもフェローシップマッチもインタビューはリモートで行われたため、経験者にアドバイスをもらって自分なりに準備をしました。

セットアップ

①明るさ

自分の顔がしっかりと見えるよう、明るさの調整は必須だと思います。自分は天井からのライトだけでなく、①PCモニターの上に置くライト(今回追加購入)、②デスクライト、③フロアランプの計3つのライトを追加で配置して自然な明るさとなるよう調整しました。

普段は座り心地の良い回転する椅子を使用していますが、インタビュー中に無意識に椅子が回ったりすることを避けるためにダイニングチェア使用しました。確かに、話すのに伴って椅子が少し回っている人もいて違和感を覚えたので、回転式ではない椅子を使用して正解だったと思います。

②カメラ

カメラの解像度も大事なので、私は今後も使用できる良いカメラを購入しました。

③マイク・スピーカー

こちらの声や相手の声が正確に聞こえない、雑音が入る、などは本当に最悪です。私はAirpod Pro 2nd Generationを持っていて通話でもリモート会議でも普段は多用しているのですが、フェローシップインタビューは一日かかるのでバッテリーの問題からAirpodは使用しませんでした。代わりに、いろいろ調べてpolyという会社が出しているマイク兼スピーカーを購入しました。噂通りこちらの音声もキレイに伝わって相手からの音声も良く聞こえ、良い投資だったと思います。バッテリーの心配もいらなかったですし、自動で雑音をカットしてくれるのも良い点です。

④背景

緑は取り入れた方が良いとアドバイスをくれる人が多かったので植物を置きました(上の写真参照)。あえて自分の趣味に関わる物を自分の後ろに置いたりすることはしませんでした。30分程度の短いインタビューでアピールしたい点はあくまで私のStrengthやResearch backgroundなので、背景に何か物を置いてまで違う話をする必要はないと思ったからです。

⑤インターネット回線

回線が遅いと会話がうまくできないので、インターネットのプランにも注意した方が良いと思います。私はVerizonの良いプランを元々契約しているので特に心配はいりませんでした。


トップ循環器プログラムの教授陣からの質問

最大で9人の教授とインタビューする必要があり、4日間かかったプログラムもありました。どのアカデミックプログラムも基本は会話で、質問も想定内でした(ハーバードのMGHは会話というより1番形式張ったインタビューで、正直boringでした)。彼らが必ず聞いてきた質問は私がどういう将来像を描いているかで、どう回答するかしっかりと対策していたので良い議論ができて良かったです。

例外的に変わった質問をしてくる教授もいました。例えば、PCIをあまり支持していないnon-invasive(CCTA)領域で超有名な教授は「ISCHEMIA試験に関してどう思う?」が最初の質問でした笑

Emoryも長いインタビュー(8人とインタビュー)でした。申請者の研究領域とは全く関係のない教授も割り振られてインタビューしないといけないのがEmoryの悪い点で、例えばSports CardiologyやHF専門の先生ともインタビューがあり、大変だったのを覚えています。また、8人の内1人は私と似たような研究を以前していたにも関わらず、あえてその領域には詳しくないというフリをして、私の知識を探るように超基本的な質問からしてきました笑 こっちはインタビューしてくる教授陣は下調べ済みなのでそういうフリをしていることはお見通しで、あえて難しい内容やまだ発表されていない臨床試験の話を織り交ぜ、結果的には良い議論が出来ました(が、印象が悪い教授だなと感じました)。プレマッチオファーをEmoryからもらった際、3人の教授が私と研究したいと希望したらしく、その内1人はその知らないフリをしていた教授でした。。。

Confidence

「謙虚の美徳」「能ある鷹は爪隠す」ということわざにもある通り、日本人はあまり自分の能力や強みを表面に現さない傾向にあります。が、ここはアメリカ。先輩から「謙虚になりすぎるな」とアドバイスをもらっていましたが、本当にその通りで、フェローシップの場合はある程度の「自信」や自分の強みをきちんと説明できる能力を身につけておく必要があります(もちろんarrogantになるのは日本でもアメリカでもダメ)。私もこの点も意識して準備し、本番でもうまく話すことができたのでインタビューを受けたプログラム全て好感触を得て終わることができました。

Program Directorとのインタビュー順

一部のプログラムではProgram Directorから1番最初にインタビューを受ける人がその日の中で第一候補者になっていると思います(PDとのインタビュー順がそのプログラムの候補順)。PDの最初のインタビューが私であったことが何回かあり、直接そのように伝えられたこともあったので、一部のプログラムはそのようにインタビュー順を組んでいるのだと思います。

Conclusion

『レジデンシーと異なり、フェローシップはフェローの人数が少ないのもあってアテンディングとより密に関わる関係性となるだけに、インタビュー中に印象がいい人や一緒に仕事がしたいと思われる人が高くランキングされる』と複数のフェローから言われました。確かに、フェローシップマッチのインタビューは人柄もcheckされている印象を受けましたし、レジデンシーマッチの時よりもインタビューで差が付く印象も持ちました。インタビュー中の話し方や自分の雰囲気というのはなかなか変えられるものではありませんが、自分の容姿や声がきちんと向こうに伝わるようセッティングしたり、上手に話せるよう練習したりすることは最低限必要かなと思います。

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