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US Residency Match

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卒後9年目で挑んだ内科マッチング。2020年にフェローシップマッチに強いuniversity-programにsuccessful match!
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2022年12月の記事一覧

Virtual Interview対策と体験談

直近2年はレジデンシーマッチもフェローシップマッチもインタビューはリモートで行われたため、経験者にアドバイスをもらって自分なりに準備をしました。 セットアップ①明るさ 自分の顔がしっかりと見えるよう、明るさの調整は必須だと思います。自分は天井からのライトだけでなく、①PCモニターの上に置くライト(今回追加購入)、②デスクライト、③フロアランプの計3つのライトを追加で配置して自然な明るさとなるよう調整しました。 ②カメラ カメラの解像度も大事なので、私は今後も使用できる

人種・女性・LGBTQ差別およびマイノリティー優遇措置 in Medicine

日本は単一民族なのもあってアメリカ留学未経験の人に馴染みがないテーマなのは当然ですが、実はアメリカに留学しているほとんどの人もUnderrepresented in medicine (UIM)という概念を知りません。私がこれを詳しく知ったのも正直最近で、循環器フェローシップに応募してハーバードやUCLAといった ”トップ中のトッププログラム” からインタビューオファーをもらってから深く理解した次第です。 Backgroundある人種というだけで入学や雇用が不利となった過去

循環器fellowship application④:ERAS CVの埋め方を工夫する

レジデンシーアプリケーションの時はただ淡々と業績や趣味を入力しましたが、それでは全くイケていないことが発覚。今回のフェローシップアプリケーションの時はかなり工夫しました。本記事では私のお勧め入力方法を紹介します。 論文1st authorの論文がしっかりとあり、そして強調したいoriginal articleもある場合は目立たせるべきです。が、ERASはOriginal articleもAbstractもCase reportもすべて混ざって表示されるため普通に入力してしま