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US Cardiology Fellowship Match

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全米トップの循環器プログラムに入り、AMGトップ集団と対等な地位に立つためにこれまで注力してきました。フェローシップマッチの体験談をまとめていきます。
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#NRMP

循環器fellowship application④:ERAS CVの埋め方を工夫する

レジデンシーアプリケーションの時はただ淡々と業績や趣味を入力しましたが、それでは全くイケていないことが発覚。今回のフェローシップアプリケーションの時はかなり工夫しました。本記事では私のお勧め入力方法を紹介します。 論文1st authorの論文がしっかりとあり、そして強調したいoriginal articleもある場合は目立たせるべきです。が、ERASはOriginal articleもAbstractもCase reportもすべて混ざって表示されるため普通に入力してしま

循環器fellowship application②:必要書類+写真

Letter of Recommendation推薦状はPD含む合計6人の先生に依頼しました。執筆及びアップロードに相当な時間がかかりそうなfacultyが1人いたので、そのfacultyには2月に最初の承諾を取り、6月頃に再度推薦状を依頼する連絡をすることを伝えました。その後何度も秘書さんとやり取りしてなんとか手に入れることができましたが、メールも返さないし医局で待っていても少しの会話しかできない等、かなりストレスでした。私のgut feelingに従って結局このfacul

循環器fellowship application①:タイムライン

フェローシップのApplication seasonはレジデンシーよりも早く始まります。毎年7月の3週目くらい(今年は7月20日)にプログラム側がアプリケーションをダウンロードできるようになるので、この日までに全ての書類をアップロードしておく必要があります。内科レジデンシーの記事でも述べましたが、この時点できちんとアップロードできていない人はアウトです。負け戦とならないよう、早めに準備を始めることをお勧めします。ちなみに用意する書類はレジデンシーと同じです(別記事で詳しく説明

是非Matchしたい!循環器フェローシップ、トッププログラム一覧

循環器フェローシップは最も競争率が高い内科Subspecialtyの1つで、応募者数は1番多いです(昨年の応募者数は1620、次点はPCCMで1182)。毎年応募者数が増えているにも関わらず、一流プログラムのポジション数は変わらないので、必然と競争率は高くなります。内科レジデンシーマッチの記事でも述べたような現象が循環器フェローシップマッチにも起こっているということです。 更に、今年もVirtual interviewのため誰でも気軽にどこにでもアプライできるようになり、AM