やる気のためのやる気

気分で日記を書いている。

以前にTwitterの補足をするだけのnoteも書いてみたが、結局続いていない。

今日の日中の私は、COVID-19についての反対派の文章とか反対派の矛盾をついた文章とか、そういったものを読み漁っていた。
専門ではないので真偽について調べるほどの気力はなかったが、情報の真偽よりも数々の論文に精通していることの凄みが私の心には突き刺さった。

サブカルコンテンツに時間を費やしている私とは大違いだ。職業にしたいと思っているならまだしも、趣味でしかないような対象に多少詳しくなったところで得られるのはひとときの満足感でしかないというのに。

気分で生きている自分はこれから思ったとおりの道に進めるのだろうか。
ぼんやりとした使命感だけが脳内に棲んでいて、それなのに実行に移したことはただの一度もない。
文章ではどれだけ反省しようとしていても、心のどこかではなんとかなるだろうと思っている自分に情けなくなる。

この気持ちに釘を刺してくれる本はないかと軽く探してみたけれど、結局誰の言葉も信じる気持ちになれない。
そういえば家にもまだ読んでいない本がいくらでもあるのだった。
飽きっぽい性格のことだって、誰よりも自分が一番よくわかっているではないか。

大学の後期の授業ももう始まってしまった。単位がギリギリだとか院進がどうのだとかが、実感の無いままに迫っているらしい。
全てがオンライン授業になって、通学時間が減って楽だの動画に残るからむしろ復習がやりやすいだのと平気なつもりでいたが、思っていたよりも大学生としての自覚が奪われていたのだと今更ながらに気付いた。

Twitterではあまりこの手の弱音などは呟かないようにしているが故に、この文章をnote上に残すのも少し躊躇われる。しかしまあ、ここまで読みに来てこの文章を見つけ出す物好きもなかなかいないだろう。

時計を見たらもう午前4時で、きっと今日もまたあの本だけは読んでおかなければと思いながら眠りにつくことになる。

やる気を出す方法を探すためのやる気を、いつまでも出せずにいる。

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