マガジンのカバー画像

「歴史発想源」 武心の源流・幕末日野篇 〜佐藤彦五郎の章〜

8
歴史上のエピソードから現代ビジネスの経営やマーケティングに活かせるヒントを見つけ出す、『ビジネス発想源 Special』の人気コンテンツ「歴史発想源」の中から、新選組の時代を描き…
¥999
運営しているクリエイター

#歴史発想源

第一回:日本の国防を呼び覚ます「江川英龍」 [武心の源流・幕末日野篇]

幕末の時代に京の都で華々しく大暴れした新選組。東日本の若手剣士たちの集まりに過ぎなかった新選組が大活躍できたのは、彼らの故郷である多摩地域の人たちの経済的な援助があったから。 中でも日野宿の名主であった佐藤彦五郎という人物は、新選組局長・近藤勇と契りを結んだ義兄弟の間柄、副長・土方歳三の姉の夫という人間関係だけでなく、自らも天然理心流の免許皆伝の実力を持ち、日野の動乱を鎮圧してその治安に大きく貢献した人物です。ただスポンサーとして金を出し続けただけではなく、自分自身も地域の

¥100

第二回:多摩に広がる実力主義「天然理心流」 [武心の源流・幕末日野篇]

黒船来航によって武士だけではなく農民や町民も自ら戦う準備が必要だ、という意識が急速に広まった幕末の関東地方。それによって武蔵国多摩(東京都西部)で剣術流派「天然理心流」を学ぶ領民が爆発的に増えていきました。 幕末史に大きく名を残す新選組を生むことになる「天然理心流」は、江戸では比較的新しい流派であるにもかかわらず、なぜ他の有名な剣術流派を差し置いて多摩地方に広がったのか。 そして、新選組結成を語る上で外すことのできないキーパーソンとなる人物・佐藤彦五郎がいよいよ登場。11

¥145

第三回:日野本陣に武芸者集う「佐藤彦五郎」 [武心の源流・幕末日野篇]

時は幕末、11歳で日野宿の名主の座を継いだ佐藤彦五郎は、ある事件をきっかけに実践型剣術流派「天然理心流」に出会い、免許皆伝の腕前にまで成長していきます。 そして、後に新撰組を率いて京都で華々しく活躍する近藤勇・土方歳三の両人の運命の出会いを作ったのも、佐藤彦五郎がきっかけでした。 地域の治安を守る取りまとめ役として、また近藤勇や土方歳三ら新選組の支援者として、激動の時代の中でその責務を果たして行った佐藤彦五郎。彼はどのようにして多摩に貢献し、またなぜ新選組を無名時代から支

¥145

第四回:京の新選組と心は一つ「日野農兵隊」 [武心の源流・幕末日野篇]

江戸幕府第14代将軍・徳川家茂の上洛が決定し、近藤勇や土方歳三ら天然理心流の面々は京都へ上って、ついに「新選組」結成! 日野宿の名主・佐藤彦五郎は京都の新選組の活動に対して積極的に経済的サポートを行ないながら、自らも日野の治安を維持するための組織を結成して動乱に備えます。京の新選組の活躍と時を同じくして、佐藤彦五郎もまた多摩地方の動乱の中で大きく活躍していくことになります。 歴史上のエピソードから現代ビジネスの経営やマーケティングに活かせるヒントを見つけ出す人気コンテンツ

¥145

第五回:多摩にも迫る世直し騒動「武州一揆」 [武心の源流・幕末日野篇]

幕末、京の都で新選組による池田屋事件が勃発して混乱を極めている頃、新選組の故郷である武蔵国の多摩地方でも、大規模な世直し一揆が発生! 日野宿の治安を取り仕切る若き名主・佐藤彦五郎は、このピンチをどう生き抜いていくのか? 歴史上のエピソードから現代ビジネスの経営やマーケティングに活かせるヒントを見つけ出す人気コンテンツ「歴史発想源」。 新選組の活躍と並行して幕末時代の多摩地方を描いていく「幕末日野篇」、第五回をどうぞ! ▼歴史発想源「武心の源流・幕末日野篇」〜佐藤彦五郎の

¥145

第六回:八王子宿での死闘「壷伊勢屋事件」 [武心の源流・幕末日野篇]

「大政奉還」「王政復古の大号令」を経て、薩長同盟軍と徳川幕府軍の衝突は激化。そんな頃、関東では薩摩藩の藩士たちが江戸の町を混乱させるために甲府城を乗っ取るというとんでもない計画を打ち出し、甲州街道を西進し始めました。 この薩摩藩の陰謀に、甲州街道の日野宿の名主・佐藤彦五郎が立ち向かうことになります。韮山代官所からの要請を受けた佐藤彦五郎は、薩摩藩の甲府城乗っ取り計画を阻止できるのか? 歴史上のエピソードから現代ビジネスの経営やマーケティングに活かせるヒントを見つけ出す人気

¥145

第七回:新選組との共闘「甲州勝沼の戦い」 [武心の源流・幕末日野篇]

旧幕府軍を京都で破った新政府軍、いよいよ関東進撃。江戸に帰還した新選組の隊士たちは、新政府軍の江戸進軍を阻むべく甲州街道を西進します。 局長・近藤勇や副長・土方歳三らにとって甲州街道沿いの多摩地方は生まれ育った故郷。新選組をずっとサポートしてきた佐藤彦五郎は、久方ぶりに義兄弟の近藤勇、土方歳三らと再会。そして新選組と共に「甲州勝沼の戦い」へと身を投じることになるのです……。 歴史上のエピソードから現代ビジネスの経営やマーケティングに活かせるヒントを見つけ出す人気コンテンツ

¥145

第八回:神奈川県から東京府へ「日野町誕生」 [武心の源流・幕末日野篇]

明治維新を迎えて新政府が誕生し、新選組をはじめ旧幕府軍の人間が逆賊のレッテルを貼られる時代となるも、幕府に楯突いた人間ながら政府からも住民たちからも信頼され、南多摩郡の初代郡長、そして初代日野町長と多摩地方の要職を歴任していく佐藤彦五郎。 いまや時代劇やアニメなどの題材としても多く使われ、国民的人気を誇る新選組。その人気の陰には、近藤勇や土方歳三の頼れるアニキ・佐藤彦五郎による、逆賊の汚名を着せられた新選組名誉回復への大きな尽力がありました。 歴史上のエピソードから現代ビ

¥145