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私が学生さんに伝えたかったことは。

ちょっと前に、ご縁あって大学の学生さんたちに講演?をさせていただきました。

画像は180名近い学生さんからのアンケートをテキストマイニングしたものです。
一番スコアが高かったのは、「不完全」というワード!そうか〜!

今回は、「社会で活躍するビジネスパーソンのリアルを伝えてほしい」というオーダー。
私のリアルかぁ…それはなかなかしょうもないですぞ…
でもこんなしょうもない人がなんとか社会を生き延びているストーリーはお役に立つかも。
そんな思いで、私の半生を(ほぼ)全部出ししてきました!

大学を2年留年して、4年生終了時点で32単位しかとっていなかったと話した時の会場のドヨメキ^^;
その他諸々の紆余曲折を、「私も似たようなことがあった」と、皆さんがご自身の経験に照らし合わせて咀嚼してくださったことがアンケートからわかり、とても嬉しかったです。

これから就活、社会人を迎える学生さんに、私が最後に伝えたのはふたつ。
①「私が思う仕事とは、他者への祈りである」
②「不完全に慣れてみませんか?」
ということでした。

①は私が春から受講させていただいている思考の講座で閃いたもの。この定義はもう一生変わらないと思います。
学生さん相手にどうかなと思いつつ、思いの外受けとめてくださった方が多くて、信じてよかったって思いました。

②は私がこの2年半で鍛えられまくって、今一番思っていること。
全然力が足りない、全然時間が足りない、全然心の準備が足りない、でもやるんだってことの練習を、今からしておきませんかという提案でした。

私自身の大学生活を振り返ると、毎日目まぐるしかったけど軸がなくて、キャンパスにいるといつもすごく寂しかったです。
そんな足りない自分を抱えすぎて前に進めなくて、結局何にもしてなかった(留年はしたけども>_<)。

今当時よりもちょっと逞しくなったかなと思うのは、この前に進む力です。
今も毎日がとっ散らかっていますが、とにかく毎日新しい景色を見て、新しい感情を味わっていて、それは私にとって生きてる証なのです。

そんなオトナがいるということが、学生の皆さんの何かの安心材料になれば何より。
私も当時の自分に「20年経ってもごちゃごちゃだから大丈夫だぞ☆」くらい言ってあげられたらちょっとはエンジンかかってたかな。
いや、今の私が成長してないって話かな(´・ω・`)



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