見出し画像

【哲学シリーズ】エポケーという概念

【エポケー(古代ギリシア語: ἐποχή epokhế)】

自分を犠牲にしてでも、守りたい人がいる。そう思って貫く正義で傷つく人が生まれる。 そして恨みの連鎖。

--------------------------------------------------------------------

エポケーは、原義において「停止、中止、中断」を意味し、

哲学においてこの語はいくつもの意味をもっている。

人が絶対的に「正義」を掲げることで、

人と人の争いの連鎖が止まらなくなってしまいます。

「自分はソレを信じる」 という【主観】
と、
+「他人にとってもソレが善い」 という【客観】
が合わさったとき
『絶対正義』を確立します。

「他人にとってもソレが善い」という判断を

カッコに入れる(留保する)ことで、

「自分がソレを信じる」ように
「他人はアレを信じている」と考えることができ、
他人に対して自由を承認する可能性が高くなります。

自分が信じる「ソレ」や

他人が信じる「アレ」を

哲学用語で

「ほんとう」

といいます。

Dr.Frankenの解釈においては、

エポケーは「他人にとってもソレが善い」という判断を

カッコに入れる(留保する)ことを意味し、

「ほんとう」を抽出する手段だと考えます。

-----------------------------------------------------------------


エポケーのロゴつくりました。

電源マークを「( )」カッコに入れて、

ひっくり返して答え「!」である

ほんとう「・」を抽出しているデザイン。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?