見出し画像

赤毛のアンのお茶会事件とダイアナ

深読み赤毛のアン

「なぜダイアナのお母さんはあんなに怒ったか?」

考えてみると不思議ではありませんか?

いつもは厳しすぎるほどのマリラはと言えば、

「私ならダイアナを叱るべきだと思うね。」から始まって、バーリー夫人批判が止まりません。何故?

もしかしたら、ダイアナ達バーリー家は、アイルランド移民だからではないか?という説があります。

当時、スコットランド系長老教会派が主流であったプリンスエドワード島には、アイルランド系移民の大規模な移入があったそうです。

ダイアナは、アンと同じ長老教会派の教会に通っていますが、バーリー夫人が教会でマリラやリンド夫人と親しく一緒にいるとい場面は一度もありません。

そして、当時のPEI(プリンスエドワード島)では、アイルランドのカトリック禁酒運動の影響を受けた禁酒運動が広まっていたそうです。

かくれカトリック、ではないにしろ、大酒飲みというイメージを持たれていたアイルランド系移民であるバーリー夫人は、飲酒にとても神経質になっていたのかも知れません。

ダイアナがアイルランド系移民なのではと思わせる他の理由については、また書きますね!

物語の背景を知ると、楽しさが増しますね!

#赤毛のアン

#ダイアナ・バーリー

#バーリー夫人

#禁酒運動

#アイルランド系移民

#スコットランド系移民

#長老教会派

#カトリック

#アンをめぐる人々

#プリンスエドワード島

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?