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#11 自分のHISTORY~1994年音楽と美容について

皆さん、こんにちは。
ビューティークリエイティブエバンジェリスト(美容家)、美容師、ヘアメイクアップアーティスト、の柳 延人(やなぎ のぶと)です。
今回は、#10に続き、僕自身が本格的にビジュアル系バンドのヘアメイクとして活動し始めた頃の、1994年の音楽と美容について書きました。


1.HISTORY

本格的にビジュアル系バンドブームが到来、ウィローにも、いろいろなビジュアル系バンドのヘアメイク依頼が増えていった。

当時は、1986年にYOSHIKI氏によって設立された、エクスタシーレコーズのアーティストが破竹の勢いで、当時のVロックシーンを日本に広めた先駆者的な存在だった。
(動画は、当時ヘアメイクを担当していた 『Gilles de Rays』)

(当時ヘアメイクを担当していた 『Gilles de Rays』             出典:https://www.uta-net.com/movie/34343/)

元々、ロック好きだった僕は、他の仕事よりもバンドの仕事を優先するようになっていた。
アメリカで学んだ特殊メイクや、舞台メイクの応用創作メイクテクニック、そして美容室仕込みのアップスタイルには欠かせない逆毛を使っての爆裂的なバーストヘアーテクニック、これらを武器に、柳式ビジュアル系ヘアメイクなるテクニックを確立し、仕事幅を増やしていった。

荒れた肌をカバーするファンデーション術、狂気かつ妖艶に見えるアイメイク術、ロングヘアーをバーストさせたバックコーム(逆毛)ヘアー術、
特に、ライブ現場でのヘアメイクは、技術もさることながら、耐久性も求められた。

ライブで、メイクが汗で落ちてはならない、バーストヘアーはヘドバン(ヘッドバンキング)で崩れてはならない、これらの条件を考え、クォリティーを保ちながら耐久性を強化する研究を日々行い、化粧品やヘアスタイリング剤の選定もかなり拘り使用していた。

特に拘ったのが、アイライナーとヘアスプレーだった。
アイライナーは、どれだけ黒く濃く発色し、どれだけ長時間落ちないかが重要で、のちのマンバメイクで頻繁に使用されるマッキーの使用も考えたが、美容師 美容家である以上、化粧品以外の物を使うのはもちろんご法度、現状世の中に販売されている化粧品の中で、常にベストな物を探した。
また、ヘアスプレーは、当時ダイエースプレーという、とにかく固まれば良し👍のような超ハードスプレーがV系バンド界では流行っていた。
僕は、ダイエースプレーだけでは満足せず、他のスプレーも常に物色し、逆毛と組み合わせて最強なハードホールドを追求していた。

その結果、柳のヘアメイクは激しいライブでも崩れないと評判になり、ビジュアル系業界から沢山の指名をしてもらえるようになった。

しかし思えば、このビジュアル系ヘアメイク技術は、アメリカの特殊メイクや舞台で培ったメイク、美容室で培ったヘアー、これらの技術が融合して出来上がった複合技術であり、また、各技術の基礎が身に付いていなければ、こういったチャンスにも恵まれなかっただろう。

基礎的な技術がしっかり身に付けば、応用力が鍛えられる、そのために必要なことは何か、、、
だんだんとその答えが紐解かれていった。

Visual training・Physical training、視覚鍛錬・体感鍛錬

映画や舞台などの総合芸術、これらを観て感じる事で、感性を鍛えられる、いわゆる応用力が鍛えられるのだ。

日常、娯楽に感じていることが鍛錬になる、このことに気付いてから、仕事以外のプライベートは、映画や舞台を観ることに時間を費やしていった。

コロナウィルス問題で自粛により、家で過ごす時間が増えている今、未開な映画ジャンルや音楽に触れる機会が増えていて、創作感覚の鍛錬を行えることがありがたいと思える今日この頃。。。

#12へ続く

2.MUSIC JAM

ここでは、僕の記事の内容の年代に流行っていた洋楽の中から、柳レコメンド曲を僕なりのライナーノーツとしてご紹介していきたいと思います。

僕自身が本格的にビジュアル系バンドのヘアメイクとして活動し始めた1994年、この年の僕のレコメンド曲は、『 マライア・キャリー 』の『ヒーロー』です。
『Just hold on.There will be tomorrow,You’ll find the way.』という歌詞があり、『諦めずに続けていれば、必ず道は開ける』という意味です。大事なのは、諦めずに続けること、それまでは、自分の中のヒーローをたくさん集めればいい、そう思わせてくれた曲でした。

Mariah Carey - Hero



1994年のビルボード年間シングル・チャートはこちら
1. ザ・サイン / エイス・オブ・ベイス  
2. アイ・スウェアー / オール・フォー・ワン  
3. メイク・ラヴ・トゥ・ユー / ボーイズIIメン  
4. パワー・オブ・ラヴ / セリーヌ・ディオン  
5. ヒーロー / マライア・キャリー  
6. ステイ / リサ・ローブ&ナイン・ストーリーズ  
7. 熱い吐息 / トニー・ブラクストン  
8. オール・フォー・ラヴ / ブライアン・アダムス,ロッド・スチュワート,スティング  
9. オール・ザット・シー・ウォンツ / エイス・オブ・ベイス  
10. ドント・ターン・アラウンド / エイス・オブ・ベイス  
11. バンプ・アンド・グラインド / R・ケリー  
12. アゲイン / ジャネット・ジャクソン  
13. アイル・リメンバー / マドンナ  
14. ホワッタ・マン / ソルト・ン・ペパ・フィーチャリング・アン・ヴォーグ  
15. ワイルド・ナイト / ジョン・メレンキャンプ&ミシェル・ンデゲオチェロ  
16. ウィズアウト・ユー/想い出にできない / マライア・キャリー
17. あなたがすべて / トニー・ブラクストン  
18. 愛を感じて / エルトン・ジョン  
19. ザ・モスト・ビューティフル・ガール・イン・ザ・ワールド / プリンス  
20. ファンタスティック・ヴォヤージ / クーリオ  

3.BEAUTY

ここでは、僕の記事の内容の年代に流行っていたビューティーに纏わる内容をご紹介していきたいと思います。

1994年は、敏感肌対応の化粧品が続々登場した年でした。
現代の敏感肌用コスメは、医療監修によるものが多く、医薬部外品も増え、高性能なものが増えました。僕自身、簡単に保湿できることから、オールインワンゲルを使用していますが、手軽でオールマイティーに使えるスキンケア化粧品を、現在開発しています。
今回は、敏感肌におすすめなオールインワンジェル人気ランキング15選をご紹介致します。

(引用:[Travel Book 女子旅] https://www.travelbook.co.jp/topic/57936 )

1位:オンリーワン
2位:リペアジェル
3位:コンシダーマル
4位:グラスキン
5位:うる肌うるり オールインワンジェル
6位:ナチュリエ スキンコンディショニングジェル
7位:Avene アベンヌ ミルキージェル 保湿ジェルクリーム
8位:トゥヴェール エッセンスセレクトゲル
9位:ピギーバックス クリームセラム
10位:エルソワクリスタルゲル
11位:肌⚪︎アクアモイスチャーゲル
12位:ラムカぷる肌ジェル
13位:ドクターシーラボ 薬用アクアコラーゲンゲル スーパーセンシティブ オールインワン
14位:エバメール ゲルクリーム レフィル
15位:プリュ プラチナ アクア モイスチュアゲル


タイトル写真出典

https://www.amazon.co.jp/ノーブランド品-A12-ハードヘアスプレー-ダイエースプレー-エレーヌ/dp/B07L2QZTCW
https://puresound.co.jp/user_data/sp_artist_profile.php?aid=gillesderais
https://webshop.yamahamusic.jp/import/products/detail.php?product_id=62686

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