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#10 自分のHISTORY~1993年音楽と美容について

皆さん、こんにちは。
ビューティークリエイティブエバンジェリスト(美容家)、美容師、ヘアメイクアップアーティスト、の柳 延人(やなぎ のぶと)です。
今回は、#09に続き、ウィローがヘアメイクのマネジメントを始めた頃の1993年の音楽と美容について書きました。

1.HISTORY

初心に戻り、日本の技術を売りにする会社として動き始めたウィロー。
お薦め商品は、『柳 延人』のマルチな美容技術。

舞台を中心に、そしてエンタテインメント全般に仕事幅を広げ、特殊メイクやウィッグに拘らず、様々な仕事に取り組んでいった。

またこの頃から、現場が重なることが多くなり、技術的に安心して任せられるフリーのヘアメイクの方々に、仕事をお願いする事が多くなっていた。
しっかりとした技術を持っているヘアメイクの方は、僕の周りにはそう多くいなかったが、うちの会社がいろいろな仕事を提供できるということで、何かと縁が広がっていった。

また、ヘアーが得意でメイクが苦手、メイクが得意でヘアーが苦手、また、技術的はBランクだけど人当たりが良かったり、いろいろなヘアメイクの方と交流していくうちに、その方の力量に合った仕事を提供できるようになっていた。

そして、これをきっかけにウィローは、ヘアメイクのマネジメント業務を行うようになった。
スケジュール管理やギャラ交渉などの仕事量が増え、自分1人では、到底こなしきれない為、マネージャー経験者を雇用することにした。

現在でも、スケジュール管理、ギャラの交渉下が苦手な技術職人は多い。
現在もウィローでは、多数なマネジメントを行なっているが、きちんと仕事をこなせる技術職人の管理は、とても重要なことだ。

1993年には、人材派遣サービスを行う会社と連携し、ヘアメイクのマネジメント枠を拡大していった。
また、ヘアメイクの他、フォトグラファー、
スタイリスト、デザイナー、女優、モデルなど、様々な業種のスペシャリストのマネジメントを行った。

スタッフが豊富ゆえ、自社でいろいろな仕事ができるようになってきたこの頃、製作物のクリエイティブの依頼が増え、売上も順調に伸びていた。

また、時期同じ頃、『三宅裕司のいかすバンド天国』という、TBSで放送された深夜番組『平成名物TV』の1コーナーで、いわゆるイカ天が1990年にブームになり、出演してデビューしていたバンドの仕事をちょくちょく行っていたのだが、本格的にバンドブームが到来、バンドのヘアメイクの現場仕事が多くなっていた。

元々僕自身、ロック好きだったこともあり、徐々に他の仕事よりもバンドの仕事を優先するようになっていった。

そして、ビジュアル系ブーム到来、今や柳の代名詞であるビジュアル系メイクを武器に、ビジュアル系ヘアメイクとして快進していく。。。

#11へ続く

2.MUSIC JAM

ここでは、僕の記事の内容の年代に流行っていた洋楽の中から、柳レコメンド曲を僕なりのライナーノーツとしてご紹介していきたいと思います。

僕の会社がマネジメントを本格的に始めた1993年、この年の僕のレコメンド曲は、『 ピーボ・ブライソン&レジーナ・ベル 』の『ホール・ニュー・ワールド』
ディズニー映画『アラジン』で用いられたバラード曲で、王子に変装しているアラジンが、ジャスミンと魔法の絨毯で世界中を見に行く場面で歌われる、ディズニーファンにはお馴染みな曲です。
当時、僕の妻がミュージカル女優をやっていて、仲間とよくカラオケで歌っていました。
実写版アラジンでは、ナオミ・スコット とメナ・マスードによるホール・ニュー・ワールドが使用されていますが、僕は、ピーボ・ブライソン&レジーナ・ベル のバージョンが好きです。

そして僕は、ジーニーの大ファンです!

A Whole New World - Peabo Bryson and Regina Belle

1993年のビルボード年間シングル・チャートはこちら

1. オールウェイズ・ラヴ・ユー / ホイットニー・ヒューストン  
2. フープ!(ゼア・イット・イズ) / タッグ・チーム  
3. 好きにならずにいられない / UB40  
4. それが愛というものだから / ジャネット・ジャクソン  
5. フリーク・ミー / シルク  
6. ウィーク・ポイント / SWV  
7. イフ・アイ・エヴァー・フォール・イン・ラヴ / シャイ  
8. ドリームラヴァー / マライア・キャリー  
9. ランプ・シェイカー / レックスン・エフェクト  
10. インフォーマー / スノー  
11. ナッシン・バット・ア・G・サング / ドクター・ドレー  
12. スティル・オブ・ザ・ナイト / ボーイズIIメン  
13. ドント・ウォーク・アウェイ / ジェイド  
14. ノッキン・ダ・ブーツ / Hタウン  
15. レイトリー / ジョデシィ  
16. ダジー・ダックス / デュース  
17. ショウ・ミー・ラヴ / ロビン・S  
18. ホール・ニュー・ワールド / ピーボ・ブライソン&レジーナ・ベル  
19. イフ / ジャネット・ジャクソン  
20. アイム・ソー・イントゥ・ユー / SWV  

3.BEAUTY

ここでは、僕の記事の内容の年代に流行っていたビューティーに纏わる内容をご紹介していきたいと思います。

1993年は、百貨店の口紅4000円時代に突入、高額な口紅がブームとなりました。また、カネボウは『テスティモ』生産1000万本達成、『落ちない口紅』ブームの火付け役となったテスティモが、口紅ブームを引き起こしました。

「テスティモ / T’ESTIMO」はカタルーニャ語で「(私は君を)愛する、尊敬する」という意味で、バルセロナ付近の発音ではタスティーム(タの母音は曖昧母音)のように発音されます。
木村拓哉さんの『スーパーリップで攻めてこい』は、話題騒然でした。

出典:https://auctions.afimg.jp/item_data/image/20160327/yahoo/g/g173462609.1.jpg

2007年12月のコフレドールが誕生して、販売が終了しましたが、落ちない口紅というブランディングを見事に成功させたカネボウ化粧品、僕自身が、奇想天外な発想の化粧品を作るという影響を大きく受けたブランド戦略でした。

タイトル写真出典
https://auctions.afimg.jp/item_data/image/20160327/yahoo/g/g173462609.1.jpg
https://www.universal-music.co.jp/p/uwcd-1026/
http://www.tapthepop.net/sommelier/92687

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