大回り 内房の夕日を眺める
駅から夕日を眺めるところがあるというウェブの記事をたまたま目にしたこと、金曜日に有給休暇をとっていたけれど本来の目的の予定がなくなってしまったことがきっかけで急遽思い立ってやってみた。
海に沈む夕日はたまに見たくなる
たまたま目にした記事は以下、サーフィンをかじっていたときはよく外房まで足を延ばしたが、内房はおそらく30年くらい行っていない。東京近郊で普段行かないところに行ってみたい気分が高まった。
大回りとは
これについてもたまたま目にした以下ウェブ記事がきっかで知った。
東京近郊区間においては目的地まで遠回りをしたとしても最短距離の運賃で乗車していいというルールがあるようだ。(これに関しては、重複しないルート、途中下車をしないなどの厳密なルールがあるのでJR東日本の規定についてもよく確認して頂きたい。)
今回の経路
東京ー>成東ー>大網ー>上総一ノ宮ー>君津ー>蘇我ー>八丁堀
第一区間:東京ー>成東(総武本線)
旅の始まりは東京駅、夕日の時間から逆算すると特急に乗らないと間に合わないことが発覚したので急遽、特急しおさい号に乗ることになった。当日の数十分までにえきねっとにアクセスしたところ35%割引の960円。自販機で自由席を購入すると950円。これは迷わず指定席でしょう!
第二区間:成東ー>大網(東金線)
成東駅で特急しおさい号を降りると隣のホームに東金線の大網行きが待っている。乗り換え時間は3分ということで走る必要はないもののテキパキと移動する必要がある。
第三区間:大網ー>上総一ノ宮(外房線)
東金線のホームの先端に連絡通路があり、真っ直ぐ歩いて外房線ホームへ向かうとたどり着くと同時に次に乗る電車がホームに滑り込んでくる。大網駅も乗り換え時間は3分。テキパキと歩かないと乗り遅れる。
第四区間:上総一ノ宮ー>君津(外房線/内房線)
今回の旅のメインディッシュ、夕日が見れる区間だ。しかし、とにかく長い!上総一ノ宮駅を15:44に出発して木更津に到着するのは19時前。ボックスシートに座れたが3時間超えはなかなかきつかった。夕日を見逃さないためにも外房線区間に少し寝ておくのもありと思う。
第五区間:君津ー>蘇我(内房線)
3時間超えの2両編成から至って普通の通勤型電車の内房線、千葉行きに乗り換える。ここでポイントになるのは蘇我で下車すること。千葉まで行ってしまうと特急しおさいで一度通過しているのでゲームオーバーになってしまう。3時間乗車した後向かい側の電車に乗り換える人の波に流されるように電車に乗車してしまったため写真なし。
第六区間:蘇我ー>八丁堀(京葉線)
最後の区間、当日の私はよく目にする京葉線にもはや興味がなくなってしまったらしくここも写真なし。今から思えば駅看板くらい写真に取っておけばよかった。そう気がついた八丁堀の駅は写真をとる。
まとめ
思い立った当日にやるイベントとして、外回りはなかなか良い。当日に何かしようとすると予約がいっぱいだったり、手配がどうとかあるが大外回りはただ電車に乗ればいいのでその点気楽だ。
そして、安上がり、かつ制約がゲーム感を与えてくれて楽しい。
関東近郊といっても景色を見ていると随分遠くにきたなと思わせてくれるし、車窓を眺めていると、大袈裟な話かもしれないが、見知らぬ土地の人の営みを感じることができる。コロナ禍で出社することもほとんどなくなったし、出張も皆無。大体同じ毎日に刺激を持たせるには良い選択肢ではないかと思う。
今回の経路はほとんど接続が3分、5分などで上手く接続されたため無駄なく回ることができた。そのせいで駅でまったりしたり、飲み物を買う時間がなかったとも言えるが。回り方によっては電車の接続が悪かったりするのである程度調べて行ったほうが良さそうだ。