好きなボカロ曲のタイトル

〜一人ボカロアドベントカレンダー 16日目〜

皆さんはボカロ曲を聴くとき、どのような基準で聴いていますか?
曲調?作者?イラスト?使用されたボカロ?
はたまた、知人のおすすめ?

私は、それらの要素で選ぶ場合もありますが、このnoteでは「タイトル」に絞って説明します!

なぜタイトルが重要か

ボカロ曲に限らず、作品においてタイトルは重要な要素です。
それだけで作品の印象が変わり、ヒット商品にはタイトルの付け方で評価が変わっていったものもあります。

昔流行った「ジガゾーパズル」なんかも、「自画像」と「ジグソーパズル」を組み合わせた独特なネーミングで人気を獲得していました。

ボカロ曲においては、イラストの方が重視されるのか、タイトルの付け方が注目されることは少ない気がしますが、やはり人気を得るには印象的なタイトルにした方がいいと思います。

好きなタイトル集

ここからは、私が個人的に好き/印象に残ると思ったタイトルを紹介していきます。

あの日のオリオンブルー/傘村トータ

私が「性癖にブッ刺さる〜!!」と感じるタイトルは、「声に出して読みたくなる」「意味が込められている」という感じの文章系タイトルです。
こういうタイトルは、覚えやすい上に曲への愛着も生じるので全ボカロPに付けてほしいくらいです。
「○○と××」「○○の××」系も結構好き。

ルリイロホライズン/Reta

これも私が好きなパターンのタイトル。
印象的なカタカナで7〜9文字くらいのタイトルで、しかも最近ありがちな覚えにくい横文字ではなく、「覚えやすいカタカナを2つ組み合わせている」こともポイント高いです。
bibukoの「プリズムグリーン」も同様の理由で好きです。

こういうのは検索しても他のものがヒットしにくいという利点もありますので、ボカロPのみなさんも付けてみてはいかがでしょうか。

ヒール/遼遼(ルワン)

こちらはタイトルに深い意味があるパターン。
何の「ヒール」なのか一見するとわかりませんが、聴いてみると「悪役」とか、ハイヒールの「ヒール」という意味を兼ね備えているんですね〜。
タイトルが複数の意味を持ってる系の曲、かなり秀逸で好きです。

サンダーボルト初音ミク/シジマフミ

2021年の神タイトルオブザイヤー。

タイトルに「初音ミク」を入れるという発想に驚きネギの木クリプトンの木!初めて見たときには完全に脱帽しました。
初音ミクが電気を纏うのもイイですよね👍⚡️

【不適切なタイトル】/wotaku

発想が凄すぎる例。

こちらは本当のタイトルではなく、黒塗りのように伏せられたという設定のタイトルで、アルバムにおいてのみ真のタイトルが明かされるというとんでもないケースです。

SNSで共有する際は、凍結されないよう注意しましょう。

おわりに

ボカロ曲においても、印象に残るタイトルは人の心を掴みやすいと考えています。

もちろん、今回紹介した楽曲は曲の方もクオリティの高いものになっておりますので、是非聴いてみてください!

秀逸なタイトルにこそ、神曲の“神”は宿る…のかもしれません。

2023年は「タイトルは好きで知ってるのに聴いたことはない」を無くしたい…

クリスマスまで: あと9日

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