主人公ズ紹介と裏話⑤

こんにちは。ぱかです。
前回の文章後から読んだら物凄く分かりづらいなと思いました。全部文章にするからいかんのよ。図とか使った方が良かったな…。パッションに任せました。イェーイ。そして今回も文章書き殴りです。学ばないね！
毎回ぐだぐだですがとりあえず紹介いきます！

ディック

不老不死のキャラクターです。彼が生まれた時、友人に「厨二病じゃないキャラクター作った！ この子は不老不死なんだよ！」と言ったら「もうその時点で厨二病だからね？」と言われました。私的にはお話の主軸が厨二病ではなかったからそう言ったのですが今思えば矛盾っぷりに笑えてきます。おかしいよ。

何かしら差のあるカップリングが好きな傾向がありますがそのあたりを投影させた登場人物達になってます。この話は不老不死のディックと病弱でも明るいシュゼットの2人のお話です。ディックは精神的に不安定で気力が無く消極的なのに対して、シュゼットは意志が強く行動的です。ただ、1人では体力的に無理があるので従者としてタフに使えるディックを迎え入れたわけです。故に人使いはかなり荒いです。
死にたがりのディックに対し、シュゼットは幼い頃から若くして死ぬことが分かっていたので肝が据わっています。ただ、身体面と精神面のギャップがありすぎて家族からも気味悪がられていました。ディックはそのあたりもう死ぬのだからどうでも良いと思って仕えています。

見た目的に強そうな方が弱そうな方にメンタルを支えられてる、いわゆるバブみというやつが好きです。少し違うかもですが「魔法使いの嫁」のエリアスとチセが最近では当てはまります。多分好きになったきっかけは「風の谷のナウシカ」のナウシカとですね。原作版は特に聖母だと思ってるので…。

ちなみにこの話はバッドエンド寄りで考えていて、私の創作でも珍しく幸せになれない話です。

アゼル

ジブリのゲド戦記を見て「アンニュイな王子ええやん」となって作ったキャラクターです。今よく描くアンニュイ王子（皇子）枠は日本神話創作のヤマトタケルですね。昔から危うさを抱えたキャラクターが好きなんだなぁ。

私の作る話にしては珍しく魔法という単語が出てきます。魔法という言葉は不思議なことを表すのに便利すぎて避けていましたが、趣向を変えようと思い、こういう形にしています。
メイジーという魔女が出てきますが、彼女自身は学者で自然の力を周りが魔法と一括りに呼んでいるだけです。彼女自身は魔法と言うのを嫌っています。

私の趣味なのですが「古来から魔法や神秘だと思われていたことが実は科学的に証明できる」というのが好きなんですよ。なので、この話では「魔法」と呼ぶのはある意味思考停止している人という位置付けです。アゼルは徐々に魔法は再現可能な科学である事を学んでいくみたいな方向に成長してほしいですね！ 一応この話は小説として一部書いているのでそのうちどこかで公開するかもしれません。少し設定を変えるかもしれませんが。

アマテラス

アマテラスは主人公ではなく、日本神話創作の代表としてこの面子に加えています。あとは単純に描きやすい部類なのでフロントマンとしてちょうどいいんですよね。

前にチラッと書きましたが、元々は黎と明の話に出てくるキャラクターでした。アマテラスをベースとしたヒルメというキャラクターで、他にもスサノオベースの天児（アマガツ）やアメノワカヒコをベースにした天若（アメワカ）というキャラクターがいました。

黎と明のお家の神社がアマテラスもといヒルメを祀っているという設定があります。黎と明は鏡（映ればなんでもいい）を通してヒルメと対話できたりします。
天児は牛頭天王みが強く、角が生えて鬼っぽい感じでした。天若は天邪鬼でした。
黎と明の話のが派生して日本神話創作になりましたが、今は完全に独立しています。

最初はちょっと名前と神格をベースにするはずがズルズルと沼にハマってしまいました。こんなふうになるとは思ってもみなかったよ…。ここまでハマったきっかけは「もげやま日本神話」です。

もげやま日本神話 サイト　http://mogeyama.client.jp

日本神話の大まかな流れを楽しく知れたのはかなり大きいです。神代から飛んでヤマトタケルなのもこの漫画の影響が強いです。

おわりに

前の更新からだいぶ間が空きましたが、日本神話花札の制作を急いでいるのが大きいです。というのも来年5月のコミティア限定で「神話」ジャンルが出来るのでそこに間に合わせて申し込もうとしているからです。
普段神話界隈はファンタジーか歴史創作で申し込む人が多いそうですがどちらも神話とは違うよな〜という声があったようです。せっかく日本神話創作で活動しているのでこの機会を逃したくない！ という事で少し前倒しで進めてます。
そもそも受かるかも分からないんですけどね！（一回コミティアの抽選落ちた人）

noteはなるべく月一くらいには更新する予定ですのでこちらもよろしくお願いします。
次回で主人公ズの紹介は最終回となります。ジンと冴子さんの紹介です。