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BIツール 記事まとめ

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BIツールに関する情報をまとめました。
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#データ分析

BIツールの棲み分け問題(模索中)

こんにちは。ウィルです。 BIツールの棲み分け問題について自分の考え方を整理してみました! 問題意識: 今使っているから、自分が好きだからという理由だけでツールを選択するのは正しいのだろうか?コストや工数、技術負債がたまりやすくなる可能性があると思う。 真理: データ分析のツールやプログラミング言語は数10年で置き換わる。 いつか移行することを前提に運用するべきではないだろうか。 前提: 理想のあるべき姿は提示するけど、完璧にツールを住み分けすることはできない。ある程

Explain Data の可能性(10/28更新)

こんにちは。ウィルです。 自分の作ったデータのアウトプットがどのくらい相手に伝わっていると思いますか? ヤフーの安宅さんの名著「イシューからはじめよう」では、「人がチャート(グラフ)から「意味がある」「わかる」と判断するには10秒〜15秒かかる」とおっしゃっています。 逆に言うと15秒でわかるシンプルなグラフでないと意味をなさないということではないでしょうか? 自分への自戒でもあるのですが、企業内に存在する多くのグラフ群はほとんどが理解されないまま、活用価値があるはず

BI製品の熱狂は製品ごとに異なる

こんにちは。ウィルです。 色々なBI(データ分析)製品を見てきましたが、製品コミュニティごとに価値を感じている「熱狂ポイント」が全然違うなと思うことが多々あります。 機能としては、どのBI製品も似てきているので、普段の感覚で他製品のユーザーとディスカッションをすることがあると思いますが、製品コミュニティごとに熱狂しているポイントが違っており、話が合わないことがよくあると思います。 例えばTableauのコミュニティではビジュアライゼーションやこだわった分析手法の話が多い

データ探索型最強BIツールQlik製品の特徴をまとめてみた

私が以前使っていたBIツールQlik をご紹介します。 答えはないけどデータを高速にチェックしたいなど「探索型の可視化」に強い(使わない手はない)製品です。 まとめ ・セルフサービス型の分析ツールとしてTableauと似ている ・A/Bテスト、答えのないデータ探索において最強 ・ライセンスが少し高い点とメモリを消費する点からメンテナンスが重要 QlikブランドQlik Tech社のBIツールはQlik SenseとQlikViewの2つの製品があります。 基本的な分析機

第三世代BIツール「sisense」を調べてみた

こんにちは。ウィルです。 今日はBIツール「sisense」を調べました。 sisenseの特徴1年前の指標で申し訳ないのですが、ガートナーのマジッククワドラントというBIツールの評価指標で最近上位にランクインしているツール 大きな特徴はinchip技術と呼ばれるCPUキャッシュを効率よく使う機能 第三世代BIとは(sisenseの説明)第一世代BIはディスク集計型 一般的なBIツールはほとんどこちらに該当します。 第二世代BIはインメモリ型 QlikViewやTab

Lookerを布教していて感じること

noteの更新サボってました。 そして大好きなLookerのことばかり投稿してしまいますw フォロワー10名くらいの僕が、Looker関連の記事は500人以上の方に見て頂いております!!とても嬉しいです。 ただ、自分と関わることがある企業の中ではまだまだ認知がなく、 もっと発信していきたいなと思いました! Lookerの認知について自分なりの分析この2,3ヶ月でLookerを100人ほどの人に紹介しました! 触りたい!と反応を示した人は10人未満 あるといいよね!と

今年バズるBIツール「Looker」ご紹介

こんばんは。ウィルです。 昨日は「セルフサービスBIツールの課題」という記事を投稿しました。 その中で軽くご紹介したBIツール「Looker」について投稿します。 昨日の記事はこちら セルフサービスBIツールの課題は日本中に蔓延していると思います。少しでも早くシンプルで効率的な分析環境が日本中に増えて、データ活用担当者の負荷が軽減すれば幸いです。 今回紹介する「Looker」はまさにシンプルで効率的にデータ活用できるプラットフォームです。製品版を導入している訳では

セルフサービスBIツールの課題

日本の企業はTableauなどのセルフサービスBIツールを導入している企業が多くありますが、ガバナンスが効かなくなり負債が蓄積されてきています。一部のテクノロジー企業を除いて、不便さを許容していて開発効率が悪かったりメンテナンスが効かなくなっています。 数年前は「Tableau?なにカッコイイじゃん」という声が多方面から聞こえてきましたが、最近は静かになってきているのは作り手がストレスを感じているからではないでしょうか。 この記事では今日本で起きているセルフサービスBIツ