#1 WILD

ChapterⅠ #1WILD


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     登場人物
登場人物の味方《ひろし・田中}名前 XXXwild}戦闘値》
《ブラット・ワイルディン750wild》《アンナ・ワイルディン 300wild》《ブラッド・ウェルダン 430wild》《マヨネイズ・ウィップ 430wild》《ブラッド・メルドー 320wild》《マジック・ボヘミアン 590wild》《ブラット・マリン 300wild》
《モミュモミュ 不明、3000wild以上》《ドム・ドム 不明(死んじゃいました。)wild》
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この星のどこかにワイルド国という国がある。
だが、選ばれたものしか行けず、選ばれたものにしか見えないという。
この話は、そのワイルド国のちょっぴり普通じゃない話だ。

100年前、ワイルド族の最初のワイルド人が生まれた。
そいつは《ブラッド・ワイルディン》と名付けられた。
その子は力が強く、3歳の頃、父と遊んでいると勢い余って父を殺してしまった。のち ワイルディンは3歳で国王となった。

しかし30歳になり、結婚し子供も生まれ幸せに暮らしていると、いきなり隣の大国マイルド国の軍勢が攻めてきた。そしてワイルディンの妻《アンナ・ワイルディン》を殺害して帰っていった。ワイルディンの妻だけではなく大勢のワイルド人が犠牲になったのだ。
それを見た13歳の息子《ブラッド・ウェルダン》は、怒りに怒りマイルド族に殴り込んだ。が、素晴らしく完敗。

それからというものマイルド国王《ドム・ドム》を忘れたときはなかった「いつか、いつの日にかドム・ドムを、木っ端微塵にしてやる・・・」
 
しかし「ドム・ドムが病死した。」という知らせを聞き、悔しがった。だがドム・ドムに息子がいた事を思い出す。
「ふふふ・・・待っていろ《モミュモミュ》!!!10年後には、おまえを必ず倒す!!!」


            ・・・そして10年後・・・

 
「はぁっはぁっはぁっ」ワイルド国の集会室で稽古の音が聞こえる。
「おい!!話がある静かにしろ!そこ!殴られてぇのか?」ブラッド・ウェルダンの声が部屋中に響いた。
「これから大事なことを話す。俺がモミュモミュを倒すと決意した日がいよいよ近づいてきた。なのに戦力か全然足らん。」
「それは、人数がまだ3人ですからね。」臣下であり友人のマヨネイズ・ウィップが言った。「マヨネイズ・ウィップ、お前の兄もまだマイルド族の囚われの身なんだろう。マイルド族は、絶対に許してはならない。」ブラッド・ウェルダンが怒鳴った。
「母さんと兄さんも死んだ!」ブラッド・ウェルダンの息子、ブラッド・メルドーは、怒った。「しかし3人ではきついな。」ブラッド・ウェルダンは、少し困った顔をした。

そこにガチャッっと音がしてドアが開いた。
「では、わしも連れて行け!」父ブラッド・ワイルディンだ。
「な〜に言ってんだよ!もうすぐ100歳じゃねーか。しかも風邪引いてんだから休んどけって、俺達で新しい仲間作るからよ。」
父想いなブラッド・ウェルダンは、ブラット・ワイルディンを休ませようとする。「歳はまだまだ大丈夫じゃ。風邪も治ってから行く、どっちにしろ、わし一人だけ入っても勝ち目なんぞ無いわい。」
「爺ちゃんが入ってもだめなんて・・・!」ブラッド・メルドーはおびえた。「ワイルディン様、マイルド族はそんなに強いんですか?」マヨネイズ・ウィップが聞く。「ああ、わしでもマイルド族の下級兵にかなわんくらいじゃ。」ワイルディンは悔しそうな顔をした。
「だからこそ仲間集めをしなくてはならない。」ウェルダンは真剣な顔になった。「あっあいつはどうです父さん?」メルドーが尋ねる。「んんっ、誰だ?」ウェルダンはもっと真剣な顔になった。「マリン?ああそうか、まさか父親の俺が我が娘を忘れるとは、どれ、テレパシーで呼んで見るか。」と言うとウェルダンは目を瞑った。そして何やら怪しげな呪文を唱えている。

「ぷはぁっ、これでくるはずだ。」ガチャッ「入るよ!」もう《ブラット・マリン》が来たようだ。「また《マジック・ボヘミアン》のじじいのとこで魔術を習っとったんか?」ウェルダンが尋ねた。「まあね」マリンは答えた「なあマリン、魔法使いになるのもいいが、父さんと一緒に“筋肉使い”にもならんか?」ウェルダンは、娘のマリンが魔術を習うのが不満らしい。

「ならんわ。」あっさり答えられてしまった。
「ガーン」ウェルダンはがっかりした。
「ところでマイルド族を倒すために、仲間探しに旅へ出るんですって?」「そうだよ」マヨネイズ・ウィップが答えた。
「面白そうだからついてく!」マリンもいくことになった。
「じゃあ、行ってくる。」
「気をつけていくんじゃぞ。後から行くからな。頑張れよ!」ワイルディンは大きな声で見送った。「気をつけていくんじゃぞ。後から行くからな。頑張れよ‼」ワイルディンは大きな声で見送った。

続く・・・
                
               

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