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移住の半数以上が失敗している理由について。
盛夫の朝の備忘録#681
おはようございます😊
昨日は、スケジュールがポッカリ空いたので、お米を買いに菊池まで行って来ました😊
「1日もりお利用権」の御依頼で4月に長島さんのご実家の田んぼの肥料撒きを手伝ったのですが、その田んぼで取れた無農薬栽培のお米です😊
4月にお手伝いに行った時に少し分けて頂いたんですが、マジで美味かったので、迷わず買いに走りました😊
長島さん、ありがとうございました😊
それから、昨日は父が朝からボートで釣りに出かけ、50cmのヒラメと40cm以上のコチを釣ってきたので、昨夜は、刺身、煮付け、味噌汁とヒラメ尽くしの夕食でした😊
自然の恵みと父に感謝です😊
お父さんありがとう😊
何すかね。
両親は年金暮らしだし、私の収入は少なく、我が家の財政はカツカツなんで、裕福とはかけ離れてますが、人と食材に恵まれスゲーハッピーに生きています😊
我が家は、お金は最小限ですが、human richという感じで、沢山の人達との関わりで、何とか生きている様に感じます😊
田舎暮らしは、街に行くのは時間がかかるけど、通信環境の発展と物流配送の進化のおかげで、何不自由ない状態だし、食材は海と山からの恵みと家庭菜園で取れた野菜で、食卓は彩り豊かです。
さて、お金が少ないのに、何でこんな感じで、ハッピーで生きれるかと言えば、運が良かったとしかいえませんが、ちゃんと分析すると、我が家の場合は、祖父母の教えが、かなり大きな影響を与えています。
祖父は、大戦時に中国に渡り日本兵として、従軍して帰還した強者でして、帰還後は漁師と猟師の2足の草鞋で、海と山を知り尽くした強者でした。
10年前に他界しました。
祖母は、そんな強者の嫁で氣が強かったのですが、私達兄弟には優しく料理上手でした😊
祖父母からは、しこたま怒られたし、色々とありましたが、今思えば幼少期から祖父母と同居した事で得られたギフトはとてつもないなと改めて実感しています。
まあ〜何というか、祖父母と同居して育ったので、祖父母両親と生き方の手本を間近で目にして育ったので、私は良かった面がとても多いです。
今住んでる松合の家の土地は、曽祖父の代から住み出した土地でして、それ以前の御先祖様は、宇土半島の山間の方で暮らしていた様です。
辿っていくと、今の宇土市地域の豪族として、キリシタン大名の小西行長の家来だった様で、キリシタン弾圧の時に我が家の御先祖様は、島原で処刑されています。
そのあたりの話は、以前の備忘録でも書いたので、今日は割愛します。
要するに、我が家は先祖代々宇土半島との関わりがあり、この地の恵みで生命を繋いで来ました。
なので、良くも悪くもこの土地に住む人達の人柄を知っています。
どんな地域にも、良い面、悪い面が存在するのですが、要はそれを受容する器が無ければ難しい様に感じます。
人の器を育てるのは、土地なのかもしれません。
移住ブームで都会から田舎に移住しても、地域のコミュニティに馴染めず挫折するのは、田舎には目には見えない階層的なヒエラルキーが存在するからです。
言ってしまえば、田舎特有の上下関係が存在します。
先日書きましたが、男性はとにかく自分の優位性を保つ事が好きなバカな存在だと、男性の私は自覚しましたが、田舎は男性社会なので自然発生的に目には見えないヒエラルキーが存在します。
兎に角、馬鹿にされたり、プライド傷つけられたら、田舎の人はめちゃくちゃ恨みますし、直ぐに仲間はずれにされます。
村社会の人間関係は、都会より遥かに繊細な様に感じます。
田舎に来て田舎者を侮辱する様な事をすると、あっという間に村中に話が伝わります。
何故か?
田舎の村社会は、人間関係で支え合っている面が多いので、人との繋がりが、都会よりも遥かに太いのです。
なので、人柄が村によって違ってきます。
どういう人が多いか、村や部落によって、何となくわかります。
私の場合は、熊本生まれ熊本育ちですが、熊本の田舎と都会の両面を見て育ったので、分かりますが、どちらか片方だけの人には、理解するのは難しいかもしれません。
ですが、何故移住の半数以上が失敗するのかは、理解できます。
田舎のコミュニティには、目には見えないヒエラルキーが存在して、尚且つ自然発生的に自分が知らない内に階級がつけられてスタートするので、自分の株を上げない限りは、ずっとその階級扱いをされます。
都会育ちの人にはわからないかも知れませんが、田舎の人間関係は繊細に出来ています。
なので、関わり方には作法と礼儀があり、それには教本など存在しません。
実戦で身につけるしかありません。
そう言った意味では、大人の移住は難しいと思いますが、子供からの頃から慣れていると分かります。
合理的な思考よりも、想いを感じる能力が長けてないと田舎では生きていけない様に感じます。
これからの時代において、田舎暮らしの方が、遥かにアドバンテージは高いと想いますが、田舎暮らしをするなら、人と接する時の作法と礼儀を重んじなければ、難しい様に感じます。
お金さえあれば個人主義で暮らせるのは、都会だけです。
何だか書いてて虚しくなって来ましたが、田舎暮らしの深い部分には、人間の性質が深く関わっています。
人は、生存本能で優位性を勝ち取る性質を持っていますので、その事を知って周りを見ると、また景色の見え方が変わってきます。
良くも悪くもですが、人は善悪同一の存在であり、誰もがあらゆる面を幾つも持っています。
なので面白い現象や物語が生まれるのです。
私がこうして松合に暮らせているのは、曽祖父母のおかげさまであり、それから受け継いで暮らし続けてきた祖父母と両親のおかげなので、私は今日も朝から仏壇に手を合わせ祈り、御礼を捧げます。
実家の意味を考える事は、大事な事です。
今、バンバン空き家が増え、それでも新築物件が立ちますが、全てが揃った新天地などないのです。
何処に行っても、必ず隣近所には、他人が暮らしています。
その事を考えると、自分の暮らしを守るためには、何に氣を使うかを考え無ければ、危うい様に感じます。
私が偉そうな事は言えませんが、社会は人で成り立っていますので、人間関係の作法にはお氣をつけて下さい。
最後まで読んで頂きありがとうございました😊
皆さんに感謝しています😊
皆さん御自愛ください😊
ご安全に😊
良い1日を😊
日日是好日😊
2023年10月13日(金)
神無月、寒露、菊花開。
松合より😊
写真は、昨日父が釣り上げた50cmのヒラメです😊
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