就活⑤

6月19日の公務員試験を受けた。
元々は受けるつもりではなかった。
なぜそれが受ける事になったのか。

元々、申込みだけはするつもりだった。
公務員試験の受験会場は、高知県、大阪府、東京都の3箇所であった。場所的には大阪が最も近いのだが、他の会社の試験が高知で実施されるため、日程的に被る可能性を考え、高知県を選んだ。

ただ結果的に、他企業の試験は、公務員試験の1週間前となってしまった。
さすがに何度も関西と高知を往復するのはキツい。だからその時は「受験地を大阪にしていたら受験できてたかも」と少し後悔したりした。まあ、そんなことは、結果論に過ぎないのだが。

公務員試験は受けないと決めた。ただ2つ気がかりがあった。それは、自分の先生が公務員になって欲しいと考えている節があり、公務員試験を受けなかったら、ガッカリするといくこと(まあ自分の人生なのだから、とやかく言われる筋合いはないのだが)。

もう一つは、まだ第一志望のコンサルの内定をもらっておらず、もしそこに落ちた場合、選択肢が滑り止めで受けた起業しかなくなること。

そういった気がかりは持ちつつも、「まあ、勉強も久しくしてないし、どうせ受けてもう落ちるだろう」という思いがあり、受ける予定はなかった。
ただ、公務員の專門の勉強、僕は農業だが、それは試験に関わらず、良い学びになるの思い、公務員試験までは勉強する気でいた。


話は飛んで、6月17日、公務員試験の前々日。結論から言うと、公務員試験を受けることを決意した。我ながら衝動的な決定であるが、結果的に受験して良かったと思う。

大きかったのは、実際に試験を受けることで、公務員試験の内容を掴む事ができたことだ。專門は勉強していたこともあって、まあまあ解くことができ、教養試験では、自分の足りていない所を掴む事ができた

また、(一応)今まで勉強していたものを、出す事ができたことで、気持ちに一区切り付けられた。
公務員が第一志望だったときは、この6月19日を意識して頑張ってきた訳だから、この日に試験を受けるということは、意味があることだと思う。

自分は将来、この試験をもう一度受けることはあるのだろうか。
自分のことながら、それは本当に未知数で、タイムマシンがあったら未来を覗いて確認きてみたいくらいである。

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