勉強量に対する自己嫌悪

最近はほぼ一歩も家から出ずに机とキッチンの往復をしているわけですが、勉強について気づいたことがありました。勉強が思ってよりも進まなかったとき、人は自己嫌悪になりがちです。

そういう風な、心理になってしまう原因は2つあるような気がします。


1、勉強はもともと時間のかかるもの

一つ目は、勉強には中々時間がかかるということ。論文を読む、研究計画を考える、英語を学ぶ、Rの使い方を知る、など、何でも言えることですが、自分の思っていた以上に時間がかかるということが分かりました。

思ったより進んでいないのに、気づいたらもう夕方。周りの友達はもうバリバリ働いて、社会の役にも立ってお金を稼いでるのに、自分はこう、なんというかお金を稼ぐことも、誰かに貢献することもなく、生産性の低い生活を送ってるんじゃあないか、、などと落ち込むことがあります。

でも、元々研究というものは、一朝一夕でできるものではありません。だから、「あまり進まなくても当たりまえ」という気持ちをもって取り組んだほうが、自己嫌悪に陥らずに済むと思いました。



2、人は、過去の作業量を過小評価する

二つ目は、人は、自分が過去にやった勉強量を過小評価する傾向にあるということです。例えばこの一週間を思い出して何をやったかな、と振り返ったとき、「あれ思ったより何もやってないな。というか、○○は絶対やる時間あった。なんでしてこなかったんだろう、、」と勉強量の少なさに愕然とすることがあります。

確かに絶対的な値として勉強時間が少なかったとならば、内省すべきかもしれませんが、多くの場合は、やっていた内容の少なさに対して、後悔するものです。でも。1つ目で述べたように、時間のわりに勉強は、はかどらないものなのです。ですから、「思ったより進んでいない」=「サボっていた」とは一概には言えないのではないでしょうか。

だから、自分を責める必要はないと思います。


まとめ

この二つを踏まえたうえで言えることとして、「人は勉強にかかる時間を少なく見積もってしまう傾向がある」ということです。言い換えれば、自分の能力を過大評価しているとも言えます(笑)

人間はもともと、未来のことを過大評価する傾向があるらしいので、それが原因だとも言えます。

結局、一番言いたかったこととしては、「今日は勉強が思うように進まなかった。他の人はああなのに、自分は何やってるんだろう、、」と人と比べてクヨクヨしたり、「この1週間何をやってか全然思い出せない!やばいやばい」と落ち込んだりする時間があるくらいなら、「そんなもんだろ」と開き直って、目の前のことに取り組んだほうがいいということです。まあ、それがいつもできるなら、僕も苦労はしないのですが。

ポジティブシンキングは、なんだかんだ大切です。

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