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自分の「好き」を知っていること

みなさまこんにちは!
WILDIES’ エミカです。
お店のHPにも少し書いてありますが、自分の「好き」について、今日は話をしようかなと思います。

あなたは何が好きですか?
誰と(あるいは一人で)、なにをしたら楽しいと感じますか?

まだ会社員だった時、研修で自分の好きなものの話をしましょうという課題があったのですが、メモ用紙に

「人にその話を4時間以上できるもの」

って細く説明があって、好きなものの定義ってとても広くて、
少し好き も 言葉で言い表せないくらい好き も「好き」と言葉にしただけではその程度ってわからないですよね。

私は人と話すことも好きだから、割と好きなもの4時間以上話せるなと思っていろいろ書き出すと、
クラシックカーも好きだし、バイクもでしょ、古道具も好きだし、本も好き、人と話すのも好き、一人の時間も好き、食べ物全般好きだし、お酒も好き
挙げ出したらキリがないかもしれない。笑

それだけ好きを、魅力を人に語れるものがあるって素敵なんじゃないかなと思います。人に伝えた時に、
あ、自分ってこれが好きだったんだ
と改めて分かることもある。

そしてそんな話をしている人って、熱が伝わってくるしきらきらしてるし、話を聞いていて私もとっても楽しいのです。

(別に4時間以上話せなかったら好きとは言えないって話ではなく、ひとつの定義としての話として解釈してね)

自分がどんなものが好きで、どんなことが好きで、何を与えたらご機嫌になるんだろうか。
好きなもののことを考えていると、なんだかずっと充実してて、これが小さい幸せなのかなとも思いますね。

好きを知ることは自分自身を知ることにもつながるし、
「あ、そろそろ限界が近いな。今のうちに休んどこ」
とか
「最近荒んでいるから、友達と甘いものを食べにいこう」
だったり、頑張った自分にどんなご褒美をあげようかなってときに、候補がたくさんあるって幸せな気がする!笑

自営業なんて自分のしたいことしているんだからあれですが、それでもたまに、
張り切って突っ走って頑張って力尽きて、癒されたい!!頑張ったねって言われたい!!
「今週の私頑張った!!!」
ってときもあるじゃないですか?(私だけかな?笑)

そんなときに自分を褒めること、ちょっと甘やかすことを大事にしなきゃなと。社会人になってから特に、自分のご機嫌は自分で取らなきゃ誰がとるんだとしみじみ思いました。

まあ何が言いたいかというと!
自分の「好き」を知っている人は、なにが自分の強みでどんな人たちと繋がっていきたいかとか、今後どう自分が生きるかとか、なんとなくでもわかっているんだと思うんです。
そんな人は素敵だと思うし、例えば悲しいときとか疲れた時、自分が弱っている時に、自分に何を与えれば、ご機嫌になるのかがわかっているってことですよね。

これは知人が言っていたことだけど、
自立って「自分の好きなことをわかっていること」なんじゃないかな?と。
自分を知って、先を見越して行動できる、自分のご機嫌は自分で取る(自分のことは自分でする)、でもちゃんと人に頼る、とか!

(きっとその好きの中には、経験してきたこと、してこなかったこと、今までの彼、彼女らの「これまで」が含まれているんだろうなとも思うから。)

だから好きを知っていること、好きを知る時間があることが割と大事なのかなあと。

今まで私は、自分がなんとなくそう感じるからとか直感で動くことが多々ありました。(今もたぶんそうだけれど笑)
私はきっとそういう人なんだなと思っていたんですが、WILDIES’をやり始めて、ブログとかInstagramみたいに、文章を書くことが増えると、必然的になぜ私はそう思ったのか、その直感はどこからやってくるのかみたいなことを言語化するようになって、自分ってこうなんだと、今まで自分のことわかったようで全然知らなかったんだなと思いました。

自分のことが少しわかってきてから、そろそろ限界が近いなっていうラインもわかってきたし、私はこれができないから人にお願いしようって頼れるようにもなったし、相手のことを知ることと同じように自分も大事にしなきゃと思います。

最近読んだ本で、糸井さんの著書に

妥協とか、いい加減とか言われるかもしれないし、そんなことでいいのか、とじぶんでも思うかもしれない。
それでも、「わたしを不幸にしない」を忘れちゃだめだ。
いちばん近くの、生きるべきいのちは、そこにある。

他人だったのに。糸井重里

自分を不幸にしないこと。それは自分にしかわからないことだから。
他人を優先することが美徳とされる世の中ではあるけれど、自分のご機嫌を取れない人が他人の、ましてや好きな人のご機嫌を取れるのだろうかと。

だからじぶんを知ること。自分の好きを知る時間は、自分が思うよりとても大切なんじゃないかなと思います。

自分の好きや武器を思い悩んだ時期があったからこそ、
今私は好きな人たちと仕事をして、本やバイクや好きなものに囲まれているから割といつもご機嫌なのかなとも思います。

そりゃあ生きていればいろんなことが起きるけれど、好きな人と好きな話をすれば、抱えている問題もなんだか不思議となんとかなると思えてきません?笑

だから、お店に遊びにきてくれた時には、ぜひあなたの好きなものの話を聞かせてほしいです。あなたは何が好きで、今までどんなところに行ってどう思ったのか、あなたの話を聞きたいのです。

そんなに話すのが得意じゃなかったりする人もいると思うので、話したいことがあったらで良いです。気が向いた時に、ちょっとだけでも嬉しいので。

冒頭でも少し話をしましたが、好きなものの話をする時って、楽しそうだしだいたいみんな笑顔でお話ししてくれるから、こっちまで楽しくなってくる。

そしてお店が終わった後に、スタッフや友人に
今日ねこんな人が来てくれてとっても楽しくてって話を、次は私がする番です。笑

自分を知る時間をちゃんと取ること。
自分と向き合う時間は内側に矢印が向いているから、停滞だという人もいるかもしれないけれど、その時間こそこの先自分が生きる上で重要な時間になるんじゃないかと私は思います。

エミカ

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